元リーマンブラザーズ社員が商材販売
元リーマンブラザーズ社員が、日本で情報商材販売をしています。ご存じの通りリーマンブラザーズは、2008年9月に倒産して、世界的金融危機(リーマンショック)を引き起こした主犯格ですね。負債総額は64兆円です。史上最大の負債総額だそうです。
倒産したリーマンの社員の大半は、他の大手投資銀行に採用されたようですね。元リーマンの優秀な社員は、引く手あまただったそうです。一方、このエリック・スティーンバーガーさん(元リーマン社員)は、日本の商材販売会社と手を組んでFX情報商材を出しています。
元リーマン社員という肩書
私は非常に慎重な性格です。常に慎重であることは、投資においては大切な資質であると思っています。エリック・スティーンバーガーさんに対しても、私は非常に慎重に考えています。
そもそも、元リーマンブラザーズの社員という肩書はどれほどのものなのでしょうか?FX商材において、そこに何の優位性も存在しません。元リーマンブラザーズの社員であったとしても、その事実が、投資手法の優位性を裏付けることには、1ミリも関与していません。
”あなたには90日間でミリオネアになってもらおうと思います”
あなたには90日間でミリオネアになってもらおうと思います。
90日でミリオネアになれるもんだったら、なりたいですね。しかも3万円スタートです。つまり3万円が3ヶ月で1000万円になるということです。3ヶ月で333倍です。月利で11100%、年利で133200%です。
私の想像をはるかに超えています。あのAIJ投資顧問もビックリです。AIJ投資顧問は、顧客に対して年利240%の運用利回りを保証していました。(残念な結果に終わりましたが・・・)
AIJ投資顧問が年利240%に対し、この商材は年利11100%です。ふざけてますね。
海外ブローカーOpshom.COM
この商材では、海外ブローカーのOpshom.comを使用します。イギリス領ヴァージン諸島にあるブローカーです。イギリス国内ではありません。カリブ海に浮かぶ西インド諸島の小さな島です。島の大きさは、21km²しかありませんので、東京の港区くらいのサイズです。この小さな島に拠点を置くブローカーでトレードを行います。
当然、日本の金融庁にとっては、無登録業者です。
日本で活動を始めたのは、今年(2012年)の1月です。日本での実績は未知数です。海外のブローカーで取引するリスクは、想像するよりもはるかに大きいものです。
ピンとこない方は、金融庁のホームページをご覧下さい。
海外所在業者であったとしても、日本の居住者のために又は日本の居住者を相手方として金融商品取引を業として行う場合は、原則として、金融商品取引業の登録が必要です。
登録を受けずに金融商品取引業を行うことは、禁止されています。
(違反者は罰則の対象となります。)
無登録の海外所在業者と取引を行う場合は、資金の持ち逃げや資金が返還されないなどのトラブルに容易に巻き込まれるおそれがあり、十分ご注意ください。
この商材を購入すれば、海外業者で取引を行うことになります。このことを、しっかりと認識しておく必要があります。もちろん、何かあっても日本の法律は守ってくれません。100%自己責任です。
90日間1000万円プログラムはアービトラージ?
当プログラムでは、「OPSHOM.COM」における、”ある優位性”を利用しますので、「OPSHOM.COM」の利用を前提としたプログラムです。
抜け道的な手法なのでしょうか?実際に購入して運用している方のレビューを確認してみても、どうやらアービトラージ的な手法がメインのようです。ブローカーのシステムのちょっとした歪み(or脆弱性)などを利用して、裏技的に優位性を作り出す方法です。
当然ブローカー側も、この歪みに気付けば、すぐに対処してきます。つまり、ブローカー側が対処するまでの間の、期限付き手法というとこになります。ブローカー側は、絶対にこの歪みを放っておきません。
何故ならバイナリーオプションは、「投資家」対「ブローカー」という構図だからです。つまり、投資家が儲かれば、ブローカーが損をするわけです。より多くの利用者が、皆で同じ手法を使えば、ブローカー側も、より早く気付きます。あっという間に対策を講じられてしまい、優位性が消えて、手法が通用しなくなります。
もしかすると業者側は既に気付いていて、明日にでも対処してくるかもしれません。その瞬間にこの手法は「THE END」です。
もしも推測通りアービトラージ的なノウハウなのであれば、おそらく利益は出ると思います。ただそれがいつまで可能であるか(優位性がいつまで続くか)という点は注意が必要です。市場の歪みを利用したトレードであれば、いつかその歪みは必ず是正されるからです。それが市場経済の基本原理です。
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