【FX】エンベロープ(Envelopes)の設定と使い方、おさらいしようか
今回のテーマは、エンベロープ(Envelopes)。
これまで何度か取り上げたテクニカルです。まとめ記事的に紹介していきます。
エンベロープとは、移動平均線ベースに上下に一定幅で移動させたラインである
まずは基本。エンベロープとは何か、あなたは説明できますか?
エンベロープは、移動平均線を上下に一定幅で移動させたラインです。エンベロープに重ねて移動平均線を書き加えるとよくわかります。
ご覧の通り、移動平均線を上下で「包み込む(=envelope)」ように、エンベロープが描かれていることがわかりますね。
移動平均線を包み込む、つまり「envelope(意味=包む)」する。だからエンベロープと呼ばれているわけです。
MT4にも標準装備されているほど、メジャーなテクニカル指標の一つ。移動平均線を中心に上下2本の線で構成されています。
上限・下限の2本のラインによって価格範囲レベル(ゾーン)を定義し、買われすぎや売られすぎを判断したり、ゾーンによって取引範囲を識別するなど、様々な活用方法があります。
エンベロープの計算方法についても、【FX手法】エンベロープ(Envelopes)について詳しく解説するよ!に詳しく記載しましたので、興味のある方は読んでみてください。
エンベロープの使い方|その1
実際にエンベロープをどのように使うのか?当サイトではいくつかのFX手法を解説してきました。
まずはカウンタートレード(=逆張り)です(エンベロープ(Envelopes)を使ったカウンタートレードを解説するよ!)。
一般的に価格は、エンベロープの上限ライン・下限ライン(しきい値内)にとどまる傾向があります。その特性を活かして、逆張りで仕掛けるというストラテジーです。
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エンベロープの使い方|その2
次に紹介するのは、順張りにエンベロープを取り入れたストラテジーです。エンベロープ(Envelopes)は順張りでも使える優等生!。
エンベロープをボリンジャーバンドのように見立て、強いトレンド発生時にバンドの外周をローソク足がスキップする動きを狙います。
いわゆるバンドウォークですね。
エンベロープ(Envelopes)は順張りでも使える優等生!では、一目均衡表の雲で仕掛けの方向をフィルタリングして、シグナルの精度を高めるアレンジも紹介しています。
エンベロープの使い方|その3
最後に紹介する手法は、このサイトの読者様から寄せられた実践的なストラテジーです。
エンベロープと一目均衡表の雲を組み合わせて、毎日25pips前後の利益をかっさらっているというすごい手法です。
この手法は、一種のブレイクアウトですね。トレンド発生時にエンベロープのブレイクアウトで仕掛けるというスタイルです。
売買ルールは以下の通り。詳しくは【FX手法】「エンベロープ鉄板トレードで毎日25pips抜いています!」をお読みください。
ブレイクアウト系なので、明確なトレンドが出ていなければ、ダマシにあってしまう可能性は高いでしょう。そのために一目均衡表の雲で仕掛けの方向をフィルタリングしているわけですね。
とてもロジカルかつシンプルな手法で、誰でも真似ができますよ。