【FX手法】フラッグやペナントを自動描写してくれるインジケーターを紹介するよ!
過去にレビューした『ネオ・ジーニアスFX』は、複数のライン(チャネルライン)によって波形パターンを捉えて、転換ポイントを探って逆張りで仕掛ける手法でした。
『ネオ・ジーニアスFX』のレビューについては上の記事を読んでいただくとして、本日は波形パターンから転換点を導き出す手法に焦点を当ててみたいと思います。
代表的なものは、フラッグやペナントと呼ばれるチャートパターンですよね。
上昇フラッグと下降フラッグ
フラッグとは以下のようなパターンです。
大きなトレンドが発生した際の「押し目」や「戻り」などでよく見られるチャートパターンですね。
高値と安値を交互につけながら、一定幅の間で上下動を繰り返します。その後、高値同士・安値同士を結んだ平行なラインをブレイクすることで再びトレンドを形成していくパターンです。
フラッグとは「旗」という意味です。ちょうど高値同士・安値同士を結んだ平行なラインで囲まれた部分が「旗」のように見えることから、フラッグ(旗)と呼ばれているわけですね。
ペナント(三角持ち合い)
一方、ペナントは以下のようなチャートパターンです。「三角持ち合い」などとも呼ばれたりしますね。
いずれも、時間経過とともにボラティリティが縮小しエネルギーが徐々に凝縮されていくパターンを示します。エネルギーが限界まで凝縮されると一気にブレイクし、大きなトレンドを形成することが多いとされるチャートパターンです。
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チャートが三角形を形成することから、ペナント(細長い三角形の小旗)と呼ばれています。
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ペナントやフラッグを自動的に描写してくれるインジケーターを紹介するよ!
さて本題です。
ペナントやフラッグを自動で描写してくれるインジケーターを紹介します。
flag-and-pennant-patterns.mq4
まずは無料のインジケーター『flag-and-pennant-patterns.mq4』です。ダウンロードはこちらからどうぞ。
MetaTrader4に設定してみます。
青い線で描写されている箇所が「フラッグ」です。
一方、緑の線で描写されているのが「ペナント」です。
フラッグやペナントが出現したからといって、必ずトレンドが転換するわけではありません。「もしかすると相場転換の兆しかも…」と注意を喚起してくれる程度の認識で十分です。
Pennants 3.0
次に紹介するのは有料インジケーター『Pennants 3.0』です。$49なので、日本円に換算すれば5,000円前後という価格ですね。
こちらから購入できます。
チャート上のペナントパターンを検出し、自動描写してくれるツールですね。
販売ページより画像を拝借します。
ペナントパターンにより下落が予測される場合は赤色ラインと赤色矢印。そして上昇が予測される場合は青色ラインと青色矢印を自動的に描写してくれます。
なかなか便利そうですね。
リペイントするかどうかについては、FAQに以下の通り記載があります。
Does the indicator repaint?
The pennant will not repaint unless a new point arises and the slope of the triangle lines needs to be changed. Additionally, if a breakout happens and later the price retracts inside the triangle again, the arrow will repaint later when another breakout happens.
引用:Pennants 3.0
ペイントを描写するための新たなポイント(高値・安値)が出現しない限りはリペイントされないとのことですね。
有料ですが、$49(約5000円前後)と比較的手頃ですね。パターントレードに興味があれば、購入してみても良いかもしれません。