「みんなでFX」とゾーントレード
「みんなでFX」を2回にわたってレビューしてきました。
「みんなでFX」の主要ロジックは、FiboZoneを使ったゾーントレードです。前日の4本値をベースにしたPIVOTを中心に、上下のゾーンを視覚的に捉え、ゾーンの反発や抜けを狙って仕掛けをおこなうスタイルです。
ゾーントレードは、日本国内だけでなく海外でもメジャーなトレードスタイルです。
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Dolly Trading Systemとゾーントレード
今回は、このゾーントレードに特化した面白いシステム(インジケーター)をご紹介します。Dolly Trading Systemです。
まずは、Dolly Trading Systemを設置したチャートをご覧ください。
Dollyにはいくつかバージョンがありますが、ここでは「d.ex4」を設定しています。
なぜか日本国内では紹介している人をほとんど見かけません。Dolly Trading Systemはネット上で無料にて入手できますが、ダウンロード方法などが若干ややこしいことも関係しているのかもしれませんね。
Buy ZoneとSell Zone
チャートを見るとわかるとおり、Dollyには2つのゾーンがビジュアルで表示されています。Buy ZoneとSell Zoneです。
基本的な考え方は、各ゾーン(BUY AREA、SELL AREA)に入ったら、その方向に仕掛けるという極めてシンプルなものです。
各ゾーンにはターゲット(1st TARGET、2nd TARGET)が設定されており、ターゲットラインにタッチで手仕舞いとなります。
基準となるセンターラインは単純に当日の始値です。
上記チャートは本日(2017年8月24日)のUSDJPY(ドル円)5分足チャートです。売りゾーン(SELL AREA)にローソク足が入った後、最初のターゲット、二番目のターゲットに見事にヒットして勝ちを得ています。
さらにその後、今度は「買いゾーン」にタッチし、きれいに決済ラインを抜けていることがわかります。
Dollyのルールをまとめておきます。Dollyのルールは人によって様々ですが、基本的なルールは次の通りです。
- BUY AREA(買いエリア)に入ったらロングでエントリー
- 1st TARGET(第一ターゲット)にヒットしたらクローズ
- 2nd TARGET(第二ターゲット)にヒットしたらクローズ
上記は買いのルールですが、売りはこの逆です。
第一ターゲット、第二ターゲットですが、ロットを分けて手仕舞いする場合などに便利ですね。またDollyにトレンド系のテクニカルを加えることで、再エントリーをするポイントの目安としても活用可能です。
海外フォーラムをチェックすれば、Dollyを活用した様々なトレードアイデアが議論されていて非常に興味深いです。Dollyの登場は10年以上前ですが、いまだにフォーラムで話題に上るほど人気のあるツールのひとつです。
「Dolly Trading System」「Dolly forex」などのキーワードで検索すれば、たくさんヒットします。
海外フォーラムを覗かないなんて、もったいない
これほどのツールが、海外では無料で入手できます。海外にはまだまだ興味深い手法やツールが存在します。英語が苦手だから…と避けていてはもったいないです。是非、海外フォーラムを覗いてみてください。必ず世界が広がります。
今回は、ゾーントレードの形態の1つとして、Dollyを取り上げました。