投資家集団オプザイルが”NHKデビュー”
あの投資家集団オプザイルがとうとうNHKにも目をつけられたようです。
謎の投資グループの実態は
9月20日 19時54分
若者たちがホテルでパーティなどを楽しんでいる「リッチな生活」の写真をソーシャルメディアに投稿し、「人生を変えるには一歩踏み出そう」などと金融商品への投資を呼びかける「謎の投資グループ」があると、ネットで話題になっています。高額な情報商材を買わされたと非難する声も上がっており、取材を進めています。
「成功するには投資を」呼びかけ
ツイッターなどに投稿された写真をみると20代くらいの男女がパーティーを楽しんでいる様子や、身につけたブランド品、値段の高そうな料理など、いずれも「お金をかけた生活」を前面に押し出している印象です。
そして、こうした生活ができるのは「バイナリーオプション」という金融商品で稼いでいるためだと説明し、「人生を変えるには一歩踏み出さなければ」「失敗をおそれるな」などと言って投資をすすめるメッセージが繰り返し書かれています。
彼(彼女)らは「投資で成功する方法を教えます」と書いていますが、ツイッターには、彼らのことを、バイナリーオプションという言葉にかけて「オプザイル」などとよんで、非難する投稿もありました。そもそもバイナリーオプションとは、どのような金融商品なのでしょうか。
投機性高いと金融庁が規制
バイナリーオプションについて調べたところ、アメリカドルやユーロなどの外国通貨の相場が、単純に現在より高くなるか低くなるかを予想する金融商品のことでした。数分後の値上がりや値下がりを予想する商品もあり、投機性が高いとして、金融庁は3年前の8月に投資家を保護するための規制を行っています。
日本国内でバイナリーオプションの商品を販売するには、金融商品取引業の登録が必要ですが、インターネットで取引ツールを提供する無登録業者もいるため、金融庁は「無登録の海外所在業者は、業務の実態等の把握が難しく、仮にトラブルが生じたとしても業者への追及は極めて困難です。契約は行わないでください」と注意喚起をしています。
相談や苦情内容に変化が相談や苦情内容に変化が
続いて国民生活センターに取材したところ、バイナリーオプションの取引をめぐる相談が寄せられていました。相談件数は3年前の2013年には15件でしたが、おととしは1350件と、100倍近く急増しています。
相談内容は、これまでは「海外の業者が運営する口座に投資金額を入金して、利益が出ているのに引き出せない」など資金の引き出しをめぐるトラブルがほとんどでしたが、去年から変化が見られるということです。バイナリーオプションでもうける方法を教える「情報商材」の相談が急増しているというのです。
国民生活センターに先月相談した30代の男性は、バイナリーオプションをしているという人のブログを見て興味を持ち、SNSで連絡を取りました。「必ずもうかる」とまでいわれ、情報商材の代金として30万円を入金。郵送で届いたUSBメモリーには「支援ソフト」なるものが入っていましたが、支援ソフトのやり方にそって取り引きをしたのに利益は全く上がらなかったということです。
去年12月に相談した20代の女性も、ソーシャルメディアで知り合った人に「バイナリーオプションはもうかる」と誘われ、マニュアルとツールが入っているというUSBメモリーの購入をすすめられたということです。女性が「お金がない」というと消費者金融で借りるようすすめられ、結局、この女性は50万円借り、30万円でUSBメモリーを購入したということです。しかし「本当に利益が上がっているのかどうか自分でも分からない」とのことでした。
このような情報商材をめぐる相談は去年から急に増えて、これまでに少なくとも数十件寄せられているということです。国民生活センターでは、「バイナリーオプションという金融商品の知名度が上がってきたことに乗じて、情報商材を販売する者が出てきたのでは」と指摘したうえで、「”必ずもうかる”という現実的にありえない言葉で誘う個人や業者には警戒してほしい」と呼びかけています。そのうえで、もしトラブルになってしまった場合は、諦めずに近くの消費生活センターに相談してほしいと話していました。
引用:NHK NEWS WEB News Up 謎の投資グループの実態は
オプザイルの活躍をネットで見かけるようになって久しいですが、とうとう天下のNHKニュースでも取り上げられました。オプザイルの存在がネットからリアルへと広まった第一歩です。
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投資家集団オプザイルの実態とは?
そもそもオプザイルとは何か?
「オプザイル」とは、TwitterやFacebookなどのSNS上で華やかな男女の集団がリッチな生活(高級ホテルでの豪遊、レストランでの食事、ブランド物購入など)をアピールすることでそれに憧れる無知で情報弱者な若者を引き寄せ、巧妙に「バイナリーオプション投資」の勧誘をおこなう集団です。
実際にオプザイルが投資で成功しているというのはウソであり、釣り上げた情報弱者に投資ソフト(USBメモリに保存されたものなど)を高額で売りつけたり海外ブローカーに口座開設させることでアフィリエイト報酬を得ているというのが実態です。
つまり、高額投資情報商材を販売するために組織化された若者グループ、それが「オプザイル」です。
オプザイルとバイナリーオプション
そもそもオプザイル連中が連戦連勝しているバイナリーオプションですが、そのカラクリを知れば「賢い人間」は絶対にやらない。
- バイナリーオプションで勝てない本当の理由とは?
- バイナリーオプションは本当にフェアか?
- バイナリーオプションの危険性
- バイナリーオプションの本質は、たんなる博打(バクチ)
- 投資とギャンブルの”境界線”
- バイナリオプションは金融庁公認のオンラインカジノだ
- バイナリーオプションよりもTOTO-BIGをお薦めする理由
バイナリーオプションをゲームとして楽しむならば、スリルもあって適度な暇つぶしになります。しかしバイナリーオプションを投資として考えるのは「愚かな人間」です。まさにカモネギ。
思考停止した情報弱者をターゲットにした金融庁公認のオンラインカジノ。それがバイナリーオプションです。
オプザイルが30万〜50万円で販売しているUSBとは?
彼ら「オプザイル」連中が情報弱者に売りつけている投資ソフトの中身がこちら。
オプザイルのUSB 起動編
オプザイルのUSB マニュアル編
ご覧の通りたんなる投資マニュアル的なものです。動画内のチャートはMetaTrader4です。矢印をチャート上に表示させるソフトはどこにでもある無料インディケータにも見えます。この程度の情報を30万〜50万円で売りつける輩が、オプザイルです。
彼らの収益源はUSBデータの販売だけではありません。勧誘した若者に海外FX口座を開設させてバイナリーオプション取引を実践させることで、高額のアフィリエイト報酬が入るのです。1口座開設させるだけで最大4万円の報酬が支払われる。10人勧誘に成功すれば、最大40万円の報酬が手に入ります。
海外FX口座アフィリエイトの詳細はこちらに書きました。
「オプザイル」系Twitterアカウントが次々と閉鎖、絶滅へのカウントダウンか?
ここにきてオプザイル系Twitterアカウントが次々と閉鎖されています。どうやら有志による「オプザイル」系アカウント駆逐作戦が実行されているようでうs。「オプザイル」系アカウントを不適切であるとTwitter社へ次々と告発しているのです。
よくわかる!オプザイル撃退マニュアル〜Twitter社報告編〜 pic.twitter.com/Na1Vzy9VZv
— りょ (@ryo_o2) 2016年9月16日
Yahoo!ニュースを始めとした主要ニュースでも「オプザイル」が取り上げられ、オプザイルは危険だという認識が急速に広まりつつあります。いよいよ「オプザイル」絶滅へのカウントダウンがスタートようです。