バイナリードミネーションは、クリック証券専用の自動売買ツール
バイナリードミネーションは、GMOクリック証券に対応した自動売買システムです。
販売会社は、株式会社クラウンホールディングスジャパンです。この会社は以前、トリガーバイナリーという商材を販売していましたね。
トリガーバイナリーの販売ページには、2012年6月までの成績が掲載されています。販売スタートは2012年7月ですが、7月以降の成績が更新されていない点が残念です。
GMOクリック証券は、事実上、自動売買ツールの使用を禁止している
このサイトでも何度も述べていますが、GMOクリック証券は自動売買ツールの使用を禁止しています。発覚すれば、最悪の場合アカウント凍結という厳しい処置が下されます。
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確認のため、GMOクリック証券のオンライントレード取り扱い規定から引用します。
第34条
次の各号に該当する場合、当社はお客様の本サービスの利用に対し、事前の通知なく、全部又は一部制限を行う場合があります。11.本サービスの装置上、システム上の脆弱性を利用し、当社が予め想定し得ない操作が行われていると認められた場合、もしくはそのような行為と疑われる行為をしたと認められる場合。
または、当社の認めていないプログラムの使用等により、当社のシステムの意図から外れた方法、もしくは過大なアクセスにより、当社のシステム及び他のお客様に影響を及ぼすと当社が判断した揚合。
引用:GMOクリック証券オンライントレード取扱規程
1日に30回前後の取引×100人=?
販売ページには、以下のように記載がありますね。
Q.1日の取引回数はどのくらいですか?
A.その日の相場によって異なりますが、通常は30回前後であることが多いです。ただし、相場次第のため、少ない時は20回に満たない日もあります。その逆も然りです。
1日のトレード回数が30回前後ということですが、もしも、バイナリードミネーション購入者が100人いれば?全く同じタイミング(クリックの時間)・同じ通貨ペア・同じ方向でのトレードが、3000回分発生するということです。自動売買ツールですから、ほとんど同じタイミングで注文がなされます。
これらの同時多発注文が、GMO側のサーバーに負荷を与える可能性があります。GMO側も、これらの同時注文が自動売買ツールによるものだと、すぐに気がつきます。もしもバイナリードミネーションの購入者が500人いれば?
つまり15000回の瞬間的同時多発注文が発生することになりますね。自動売買ツールが、GMOクリック証券のシステムに影響を及ぼす可能性は決して小さくなさそうです。
アカウント凍結のリスク
当たり前の話ですが、GMOクリック証券がバイナリードミネーションというプログラムの使用を認めているはずがありません。「事前の通知なく、全部又は一部制限」を科せられる可能性があります。つまりアカウントの凍結または制限です。
一度でもブラックリストに載ってしまえば、再アカウント取得は困難です。
第35条(解約)
次の各号に該当する場合、当社はお客様との本サービス提供に係る契約を解約することができるものとします。(7)お客様が当社の名誉又は信用を毀損したと当社が判断した場合。
(8)お客様が当社の業務の運営又は維持を妨げていると当社が判断した場合。引用:GMOクリック証券オンライントレード取扱規程
GMOクリック証券口座開設申込受付基準
当社では次の条件のすべてを満たすお客様に限り口座開設のお申し込みを受け付けております。
4.当社の定める各種規程、約款、ルール等に同意いただけること
バイナリードミネーション(自動売買ツール)を使うということは、それなりのリスクがあるということを覚えておいた方が良いです。
バイナリードミネーションの実績について
販売ページにはバイナリードミネーションの実績画像が掲載されていますね。GMOクリック証券の管理画面です。
2012年7月からの成績が毎月掲載されていますが、販売スタートは2012年12月ですので、7月~11月まで検証をしていたということなのでしょう。
せっかくGMOクリック証券対応のツールなのですから、トレードアイランド(トレアイ)で実績を公開してもらえると、ツールの優位性を確認しやすいと思います。
トレアイであれば、フォワード実績も確認できるので便利です。トレアイで実績を公開することは、今日からでも可能です。
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