GMOクリック証券のバイナリーオプション専用自動売買”ツール”
今回は、読者様からの情報を元にレビューをしてみたいと思います。今さら感があるのですが、GMOクリック証券に最適化したバイナリーオプション専用自動売買ツールです。
2013年内には、現サービスが終了する可能性の高い、GMOクリック証券のバイナリーオプションのためのツールです。
販売開始は2013年1月10日(木)です。
GMOクリック証券は自動売買ツールを事実上禁止している
先日の記事にも書きましたが、GMOクリック証券は、自動売買ツールの使用を規約で牽制しています。
第34条
次の各号に該当する場合、当社はお客様の本サービスの利用に対し、事前の通知なく、全部又は一部制限を行う場合があります。11.本サービスの装置上、システム上の脆弱性を利用し、当社が予め想定し得ない操作が行われていると認められた場合、もしくはそのような行為と疑われる行為をしたと認められる場合。または、当社の認めていないプログラムの使用等により、当社のシステムの意図から外れた方法、もしくは過大なアクセスにより、当社のシステム及び他のお客様に影響を及ぼすと当社が判断した揚合。
引用:GMOクリック証券オンライントレード取扱規程
また、GMOクリック証券は、自社サイト内で自動売買ツールに対して警告的なアナウンスも行っています。
自動売買ソフトの販売・レンタル業者についてのご注意
昨今、GMOクリック証券に対応した株式取引やFX取引など各種金融商品の自動売買が可能であるとするソフトウェアを販売・レンタルしている業者が複数見受けられます。
このような株取引や外国為替証拠金取引(FX)等を自動で行うソフトウェアについて、会員制で販売又はレンタルする行為は、一般的には金融商品取引法上の投資助言・代理業に該当すると考えられ、金融庁や各管轄財務局等に金融商品取引業者(投資助言・代理業)としての登録を受ける必要がございます。
上記登録を行わずに会員制で自動売買ソフトの販売・レンタルをする行為については、三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金という罰則が定められており (金融商品取引法第29条及び第198条第1号)、このような業者から自動売買ソフトの販売に関する勧誘があった場合には、警察や金融庁等にご連絡いただくなどのご対応をお願いします。
今回のオートオーダーを販売する有限会社グローバルは、私が確認した限りにおいては投資助言代理業の登録業者ではありません(金融商品取引業者登録一覧で確認しました)。
オートオーダーは、月額課金制(月額7,800円)ですので「会員制でレンタルする行為」と言えますね。
つまり、事実上禁止されているクリック証券対応の自動売買ツールを、無登録業者が販売している可能性が高いということになります。
このような業者から自動売買ソフトの販売に関する勧誘があった場合には、警察や金融庁等にご連絡いただくなどのご対応をお願いします。
上記の通り、GMOクリック証券もアナウンスをおこなっています。
以前ご紹介したユダヤ式バイナリーオプションも、GMOクリック証券対応の自動売買ツールでしたが、販売会社である有限会社ジス(許斐知子さん)は、投資助言代理業に登録していません。ただし、有限会社ジスの場合、商材売り切りですので「会員制で販売又はレンタルする行為」ではありません。
念のため、こちらの情報もご紹介しておきますね。
出典:財務省北海道財務局ホームページ
オートオーダーは、ロジックを自動売買化するツール
オートオーダーにはロジックは含まれていません。様々なロジックを、自動売買化してGMOクリック証券のバイナリーオプションのプラットホームに対して発注するツールです。ロジックは、自分で用意する必要があります。
単なるロジックではダメです。使用するロジックのインディケーターにメール送信機能がついている必要があります。
Metatrader(メタトレーダー)に設定したインディケーターのメールシグナルを読み取り、インターネットエクスプローラーの固定座標を設定して自動で発注するという仕組みですね。
恐らくですが、このツールを使って売買を行うと、過多アクセスや圧勝した場合など、GMOクリックにとって不都合が生じた場合に、取引停止(新規建停止措置 )が取られる可能性があります。
過去にも、GMOクリック証券に対して自動売買ツールを使用したユーザーが、取引停止処分という厳しい措置を取られたことがありました。
儲かってなければ、凍結されない
でも安心してください。認可されていない自動売買ツールを使ったとしても、勝てなければ、取引停止処分になることはありません。よっぽど過大なアクセスをしない限り、大丈夫だと思います。
優位性のない自動売買ツールをいくら使っても、アクセス過多にならない限り、取引停止処分にはならないでしょう。むしろGMOクリック証券にとっては、お金を貢いでくれる”いいお客さん”です。
逆に自動売買ツールを使って大勝するようなことがあれば、GMOクリック証券にとっては大きな”脅威”となります。すぐに排除(取引停止処分)するでしょう。
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