【最新情報】
2012年12月13日、自主規制の内容が明らかになりました。以下の記事をご覧下さい。
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バイナリーオプション自主規制が2013年にずれ込む?
バイナリーオプションが規制される方向で業界が動いていることは以前の記事でもお伝えしました。
年内の規制が囁かれる中、2012年も残り1ヶ月です。いったいどうなっているのでしょうか?12月16日に衆院議員選挙の投開票が急遽行われることになって、政治がバタバタしてしまっていますね。東京では都知事選挙も行われます。
どうやら、これらの選挙の影響を受けて自主規制の発表が後ろにずれ込む可能性が出てきているようです。
そんな中、気になる記事を見つけました。フォレックス・マグネイト日本版の11月27日の記事です。
2週間前にゲスト投稿として金融先物取引業協会(FFAJ)が具体的なバイナリーオプションの規制枠を検討していることを報告した。
JFSAは、数年前にFX市場で起きたような、急速な成長を遂げて盛り上がるバイナリーオプション市場の見直しを決定した。
2012年に、バイナリーオプションは、苦闘するFX市場に対し成長ドライバーとなっていた。
2年前にレバレッジ規制が導入されてからFX市場はフリーフォール(自由落下)の状態にあった。
現在、JFSAは、規制が確定するまで新規プレーヤーとテクノロジーの参入を制限している。一方、既存のプレーヤーの継続業務を規制していない。
当局によって複数のワーキング・グループがスタートし、規制枠の草案を進めている。
例えば、問題の1つは、どのようなオプションの種類が認められ、認められないかだ。
ハイ・ロー及び60秒バイナリーオプションは、当局が特にモニタリングを強化している。
彼らは、主にマーケット・メイキング商品であるヘッジングを必須事項として導入すると思われる。
日本で営業している複数のテクノロジープロバイダーと話し、私たちが理解したのは、既存の業務を続けている業者が、現状の規制を受けていない暫定的な状況の中で利益を上げ、一方、新規参入業者が影響を受けているということだ。
私たちが、もう一つ掴んだことは、当局が検討している内容に以下が含まれているということだ。
- ハイ・ロー・オプション:オプションと考えられるか?
- オプションの満期:60秒?10分?どのくらい短いとギャンブルとなり又はオプションと呼べるのか?
- ブローカーがどのようにリスクを管理するのか(ヘッジング、リスク管理機能等)
- バイナリーオプションをヘッジング商品として投資家を教育する
規制の決定会合が、12月12日に予定されている。
一方、12月16日の衆議院選挙の影響で、今回の意思決定プロセスが影響を受け、予定日がずれる可能性もある。
引用:日本のFSA バイナリーオプション市場を見直し 新規導入を凍結
引用記事のタイトルにもあるFSAとは、Financial Services Authority(金融サービス機構)つまり金融庁のことです。
※JFSA=Japan Financial Services Authority=日本の金融庁
記事の中では、12月12日にバイナリーオプション自主規制の決定会合が行われるとありますが、衆院選の影響を受けて後ろにずれる可能性も示唆されています。最終的な発表は、年をまたぐ可能性もありそうです。
自主規制を取りまとめているのは、金融先物取引業協会(FFAJ)です。FFAJが主導してワーキンググループを作成し、規制枠の原案(草案)を作成しているようですね。
BOお祭りは2013年内で終了?
現在のようなバイナリーオプション(BO)のお祭り騒ぎは、2013年内で終了する可能性もあります。
自主規制の内容次第ですが、特に懸念されている予想期間の延長に関する規制が実現すれば、バイナリーオプションの魅力の大半が失われることになるでしょう。
5分後のレートを予測するハイ&ローは、10分後、30分後、1時間後、場合によっては6時間後のレート予測に変わる可能性もありそうです。当然の結果として、1日の賭け回数が大幅に減少します。
合わせて、掛け金の上限も抑えられるようになればギャンブルとしての射幸性も減少するため、資金効率も悪くなるでしょう。
今までのようなお祭り騒ぎに、水をさされることになりそうです。
バイナリオプション最新情報
2012年12月13日、自主規制の内容が明らかになりました。以下の記事をご覧下さい。