現役大学生がFXで「億」稼ぐ!
現役大学生でFXトレーダーの「タカシ」氏が、ハーバードビジネスオンラインで特集されていました。タイトルは、「ポンド売りでバカ勝ち!」とある大学生が億を稼いだ理由です。
わずか3ヶ月で億の大台を達成したといわれる「タカシ」氏は、まだ現役の大学生とのこと。この記事の裏付けはどこにもないのですが、彼のトレード手法がとてもロジカルだったので、興味深く記事を読むことができました。
彼がトレード判断に活用しているのが「マタフ」(mataf.net)です。
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【FX】マタフの見方と使い方
マタフは海外の金融情報サイトです。
ほとんどのトレーダーが聞いたことのないサイトだと思いますが、一部の情報通トレーダーの間では、通貨ペアの相関・逆相関関係を探るためのツールを提供してくれるサイトとして密かに活用されています。
タカシ氏が使っているのはマタフの「相関・逆相関」指数ではなく、カレンシーインデックス(Currency index)です。カレンシーインデックスとは一定期間内の各主要通貨の変動(評価値)をグラフ化(指数化)したもの。同一グラフで複数通貨を表示させるために、均等荷重式のバスケット方式で構成されている点が特徴です。通貨間の為替レートでの競争力(通貨の強弱)をひと目で把握することができるグラフ(指数)です。
実際に見てみましょう。
上のチャートは、本日(2016年11月8日)のDailyのカレンシーインデックスです。2016年にはいってい上昇しているのは日本円(紫色のグラフ)。
6月のブレグジット(イギリスのEU離脱)時も、日本円(JPY)が買われているのがよく分かります。日本円が安全通貨として買われたのです。一方でポンド(GBP)は売り込まれて大きくマイナスに転じていることがわかります。
最近ではこうした通貨間の強弱を取り入れたFX商材も増えつつあります。たとえば、ダイヤモンド・トレンドFXやマックス岩本の1秒スキャルFX、FXブルーBOX、マーケティングFXなど。
”カレンシーインデックス”を利用したトレード手法
タカシ氏は、このカレンシーインデックス(マタフ)を参考にしつつ、以下のように通貨の動向を捉えています。
「マタフでプラス圏にある通貨は買われているし、マイナス圏にあれば売られていると判断できる。2通貨の乖離が大きいほど値動きがはっきりした通貨ペアだということ。週初であれば前週末からの、週半ば以降は週初からの強弱を見て判断していきます」
つまり、マタフを見て、マイナス圏にあるポンドから乖離している“買われている通貨”を探し出すというわけだ。
「9月時点では買われていたのが豪ドルでした。今年の傾向としてリスクオフが強まると豪ドルが買われやすくなっています。日欧のような大規模な金融緩和をしていないし、資源価格が比較的安定してきたことが要因でしょう。売られるポンドと買われる豪ドルの対比がはっきりしてきた9月中頃、英ポンド/豪ドルを売りました」
通貨ペア(2つの通貨の組み合わせ)ではなく、単体の通貨の強弱に着目し、トレードすべき通貨ペアを探し出すという手法です。とてもロジカルで理にかなっています。
彼は今年の9月以降、AUDGBP(豪ドルポンド)に着目し、大きな利益を上げています。
彼の手法を詳しく知りたいなら、まずはハーバードビジネスオンラインの記事を読むことをおすすめします。
- 「ポンド売りでバカ勝ち!」とある大学生が億を稼いだ理由
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