+15pipsスキャルFXは、シンプルなシグナルツール
+15pipsスキャルFXは、メタトレーダー専用のシグナル点灯ツールです。自動売買(EA)ではなく、チャート上にシグナルが表示されるソフトです。
ユーザーは、そのシグナルに従ってENTRY・EXITを行います。ストップ(損切り)のラインも自動的に表示されます。ストップラインは、直近高値や安値を目安にしているようですね。
ロジックは、順張りです。トレンドの初動を捉えたり、押し目(戻り)を拾ったりするロジックです。リミットのロジックは、15pips固定リミット以外にも複数用意されており、アレンジも可能です。
+15pipsスキャルFXの”EA”が欲しい
+15pipsスキャルFXは、エントリーポイントもリミットもストップも明確です。ということは・・・自動化(EA化)できますね。この手のツールは、できればEAも同時に提供していただきたいですね。EAがあれば、+15pipsスキャルFXの優位性も確認できますし、何よりも手法の強みと弱みがわかります。バックテストによって、手法の得意な場面と苦手な場面を把握することができるので、よりロジックを活かしやすくなります。
これほどのインディケーター(+15pipsスキャルFX)が作製できるのであれば、同じロジックを採用したEAは、もっと簡単に作ることができます。+15pipsスキャルFXが優れたツールであるならば、是非ともEA化して欲しいところです。+15pipsスキャルFXのEAを作り、ヒストリカルデータでバックテストをすれば、ロジックの優位性は、数分で判明します。
ただ、バックテストで勝てるからといって、フォワード(実践)でも結果を残せるかどうかはわかりませんが・・・
ある程度プログラミングができるユーザーであれば、+15pipsスキャルFXのEA化(自動売買ツール化)は難しくないと思います。過去にも、EA化が可能なインディケーター商材がありましたね。
+15pipsスキャルFXの過去成績を見たい
残念なことに、+15pipsスキャルFXの販売ページには、過去成績(数ヶ月にわたる実績)が掲載されていません。掲載されているのは、特定の場面を切り取った動画のみです。
単純に、勝てている(勝率の高い)期間で、MT4のストラテジーテスターを走らせているように思えます。2013年3月8日0時〜同日23時59分(=つまり1日)の成績です。
1日(24時間)の成績を見せられただけでは、ツール本来の優位性を確認することは困難です。たまたま+15pipsスキャルFXのロジックが機能した場面(日)だけを取り出して、成績掲載していると思われても仕方がありません。
MT4のストラテジーテスターを使うのであれば、しっかりと長期の期間(最低でも3ヶ月程度)でテストして欲しいところです。その結果が本当に右肩上がりになっているのか?是非、見てみたいですね。
15pips取りたいならロンドンコーリング手法
15pipsで思い出しましたが(余談ですが)、ロンドンコーリング手法というロジックをご存じでしょうか?いわゆるボックスブレイクアウトと呼ばれる手法です。よくある手法の一つですが、女性トレーダーのボリ平さんが有名ですね。ロジックはいたってシンプルです。
- ロンドン時間(15~20時)の高値・安値にラインを引く ※冬時間は~21時
- その高値と安値ブレイクでエントリーできるように指値注文を入れておく(どちらかに刺さったら、一方のOCOはキャンセルする)
- リミットは+15pips
- ストップはー15pips
- 全てIF-OCO(イフダンOCO)注文を入れておく
たったこれだけです。トレードは1日1回のみ(重要指標発表時はトレードをしない)。IF-OCOを設定してエントリーが刺されば、あとは完全ほったらかしです。分かりやすい解説画像が、ZAIにあったので拝借します。
出典:https://zai.diamond.jp/articles/-/137495
ご覧の通りシンプルですね。ボリ平氏のロンドンコーリング手法は多くの検証者がいますので、気になる方は調べてみると面白いと思います。
ボックスブレイクアウト手法は、シンプルですがなかなか奥が深いです。海外フォーラムでも、様々なボックスブレイクアウト手法が議論されています。
+15pipsスキャルFXに代表されるブレイクアウト手法が気になる方は、ネットで拾える様々なブレイクアウト手法をじっくりと研究されてみてはいかがでしょうか?非常に奥が深く、研究対象としては面白いと思います。
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