SNATCH「スナッチ」と同じ販売業者
為替予想GIMMICは、FX為替予想システムSNATCH「スナッチ」と同じ販売者の商材です。スナッチは、一部のレビューブログで絶賛されていますね。ちなみに「有効期限1年」です。
購入して1年経過すると、シグナルは出なくなります。つまり、毎年更新する度に、同額の費用が発生しますので、注意が必要です。
- FX為替予想システムSNATCH「スナッチ」の販売ページ
スナッチの自動化の声が…
スナッチは、VTTRADER(VTトレーダー)を使ったシグナル点灯ツールです。VTトレーダーとは、いわゆるトレーディングソフトですね。メタトレーダー(Metatrader4)と同じようなプラットホームですが、最近はメタトレーダーの勢いに押されて、影を潜めています。
スナッチは、このVTトレーダーに最適化されたシグナル点灯ツールになります。このスナッチですが、某「無料インディケーター」に酷似しているという噂があります。気になる方は、「GoldenFinger メタトレーダー」で検索してみて下さい。
表示させれば一目瞭然ですが、トレンド発生時にはそれなりに利幅を取れます。しかしレンジ相場ではダマシを連発します。トレンドフォロー型シグナル点灯ツールの宿命ですね。
単純にシグナルに従っただけでは、継続的に利益が出るとは、到底思えません。ダマシを回避するための工夫が必要と思われます。
チャート上に、エントリー・エグジットシグナルが点灯するため、簡単にEA(自動売買)化できますね。多くのユーザーから自動売買化の要望が出るのは当然です。ロジックをそのまま、メタトレーダーのEAに移植すれば簡単にできます。そして…
スナッチオート(自動化)の結果ははたして…
ようやく、2011年4月頃に、満を持してスナッチの自動売買版(スナッチオート)販売の告知がされました。(購入者への一斉メールにて告知)
スナッチオートは、FXA証券のリアル口座で稼動する自動売買ソフトです。残念ながら、メタトレーダー用のEAではありません。たしか、月額課金の52,500円だったと思います。結構高額ですね。
結果はどうだったでしょうか?…誰も知りません。何故か?実は、FXA証券指定の自動売買ソフトだったのですが、このFXA証券が問題だったのです。ご存じの方もいると思いますが、FXA証券は、今年(2012年)4月5日に廃業しました。廃業理由は事業継続が困難になったということです。
FXA証券の親会社である、MFグローバル・ホールディングス(アメリカの金融会社)が、2011年10月31日に破産法適用を申請しました。その煽りを受けての廃業です。
廃業に至るまでに、FXA証券は自己都合によるポジション受注を何度も拒否しました。恐らく社内が相当パニクッていたのでしょう。当然、金融庁もこの事態を見過ごすわけがなく、行政処分を行っています。資産の国内保有命令です。結局、今年の4月5日に、廃業に至ったわけです。
- FXA証券【公式サイト】
というわけで、FXA証券で稼働予定だったスナッチオートは、その実力を発揮することなく消えてしまったのです。
スナッチオートのその後は?
そもそもスナッチオートは、スナッチを購入した人のみ、購入可能という条件でした。一般には販売されていません。スナッチを買わないと、スナッチオート(自動売買ツール)は、購入できないという訳です。スナッチが54,800円(年額)、スナッチオートが52,500円(月額)。両方のシステムを1年間使用すると、
- 54,800円+(52,500円×12ヶ月)=684,800円
1年間で、68万4800円の商材代金を支払うことになります。最低でも10万円以上のコストがかかります。
- 54,800円(スナッチ)+52,500円(スナッチオート1ヶ月分)=107,300円
結局、スナッチオートが今どうなっているのか、私は知りません。もし、いまでもスナッチオートを使用している人がいれば、連絡を頂けませんか?
EA化してロジックの優位性を検証すべき
そもそも、スナッチはエントリーとエグジットシグナルが明確ですので、メタトレーダーのEAに移植することは簡単にできるはずです。
EA化すれば、そのロジックの優位性が誰の目にも明確になります。スナッチの”売り”は、
SNATCHシグナルに従ってのシンプルトレードで資産運用目的のデイトレード・スイングトレード・長期トレードにご使用いただけます。
あなたにしっかりと買いシグナル・売りシグナル・決済ポイントを教えてくれます。
SNATCHではシグナルの確定後のお取引となります。
つまり、シグナル通りにトレードすることを推奨しているわけです。これだったら簡単にEAを作れます。是非、EAを作ってバックテスト結果を公表して欲しいですね。その結果を見てみたいです。
仮にその結果が、右肩上がりでなければ、スナッチのロジックに明確な優位性が存在しない、ということになります。
裁量を介さないシグナル点灯型システムは、すべてEA化できるわけですから、必ずEAを作ってその優位性を実証するべきです。
為替予想GIMMICとスナッチの違いは?
そして、同じ販売会社による、今回の為替予想GIMMICの販売(2012年5月5日販売スタート)。
スナッチの販売ページと、為替予想GIMMICの販売ページを見比べてもその違いがよくわかりません。
- スナッチ販売ページ
- GIMMIC販売ページ
両方とも、VTトレーダーを使用します。両方とも、エントリーシグナルとエグジットシグナルが表示されます。違うのは価格と有効期限です。
- スナッチ…54,800円で1年間使用可能
- GIMMIC…42,000円で6ヶ月間使用可能
共に、継続利用料が発生します。わざわざGIMMICを作って販売する意味が、私にはよくわかりませんでした。スナッチの進化版がGIMMICなのでしょうか?
為替予想GIMMICもEA化できる
為替予想GIMMICも無裁量型のシグナル点灯ツールですから、EA化(自動売買化)することは簡単です。EAとして提供していただければ、過去チャートでロジックの優位性や再現性を簡単に検証可能です。
また、GIMMICが有効に稼働する相場環境や、GIMMICの弱点(苦手な相場)などを検証しやすいため、より商材のポテンシャルを活かすことが可能になります。是非、EA化していただくことを希望します。
現時点で、ロジックは不明(非公開)ですのでEA化だけでも望みます。
- 為替予想GIMMICの販売ページを見てみる