ポイントシグナルFXは、シグナル配信サービス
ポイントシグナルFXという商材に関して、読者様からお問い合わせを頂きました。
「シグナル配信サービスだから投資助言代理の登録が必要では?」
「無登録でサービス提供しているので、法律違反でははないか?」
確かに、シグナル配信サービス(有料)を行う場合は、投資助言代理業への登録が必要(金融商品取引法2条8項11号)です。
壊滅状態の全コピFX(シグナル配信)業者(アセットブック)も投資助言代理業者でしたね。具体的に、ポイントシグナルFXの内容を確認してみましょう。
- 販売ページを見てみる
ポイントシグナルFXの販売ページには、FX売買履歴配信と記載があります。
本配信は、売買履歴配信であり、投資に関わる助言を行うものではありません。
売買の履歴を配信すると謳っているので、シグナル配信ではないということなのでしょう。
ポイントシグナルFXは投資助言代理業務に該当するのか?
概要説明を読んでみましょう。
1.毎朝9時頃に売買履歴配信
月、火、水、木、金曜日の毎朝9時頃に売買履歴配信いたします。
※緊急時は、朝9時 以外に売買履歴配信させていただく場合もあります。2.配信内容
基本的な注文は新規エントリーがある場合は、朝9時、始値での成り行き注文してそのポジションに、ストップを入れ、放置します。あとは、毎日持っているポジションのストップ注文の調整を、売買履歴配信させていただきます。
3.決済結果
決済結果につきましては、「公式記録のブログ」で公開いたします。
この説明を読む限り「投資助言業務」に該当するように感じます。投資助言業務とは、ユーザーとの間で締結した投資顧問(助言)契約に基づいて、有価証券など金融商品への投資判断についてユーザーに助言を行う業務を指します。
ポイントシグナルFXの売買履歴配信サービスは、購入すべき通貨ペア・レート(投資判断)を月額サービスとしてユーザーにメール配信(助言)するサービスですね。当然ストップ値や利益確定値(投資判断)もメール配信(助言)しています。
ギガリンクの説明を読むと…
ポイントシグナルFXの販売業者ギガリンクの説明は以下の通りです。
独自に開発した売買シグナルに基づき、私が行う売買の履歴をほぼリアルタイムで配信するサービスのことです。
売買を強制したり、指示することは一切行っていません。
あくまでも私が行っている売買履歴内容をお伝えするサービスになります。
売買「履歴」を「ほぼリアルタイムで配信」するから、投資助言代理業務に該当しない、という説明ですね。
投資助言業務とは?
投資助言業務についてもう少し詳しく説明します。金融商品取引法2条8項11号(金融商品取引業)に定義されています。
11.投資顧問契約を締結して、以下の助言を行うこと。
イ 有価証券の価値等
ロ 金融商品の価値等の分析に基づく投資判断金融商品取引法2条8項11号より引用
つまり相手方に対して、「有価証券の価値等」「金融商品の価値等の分析に基づく投資判断」について「口頭、文書、その他の方法」によって助言を行い、その対価として報酬を得る場合において、投資助言代理業の登録が必要とされています。
FXは、当然「金融商品」に該当しますね。
取引すべき通貨ペアを教えたり、取引タイミング(具体的なレートやトレード方向)を教えることは、「金融商品の価値等の分析に基づく投資判断」となります。
実績に自信があれば投資助言に登録すべきでは?
ポイントシグナルFXの成績を見る限り、素晴らしい成績だと思います。これだけの成績を配信できるのであれば、しっかりと投資助言代理業者として登録をしてサービス提供すべきだと思います。
もちろん簡単には登録できないでしょうし、時間もかかります。しかし、ユーザーのことを考えれば、登録をしてからサービスを行ってほしいです。それまでは、無料でシグナル配信をすればどうでしょうか?完全無料で配信する場合は、投資助言代理業者登録は不要です。
素晴らしい実績を残されているようですので、多くのユーザーが登録してくれるはずです。そして、投資助言代理業登録が済んだタイミングで、有料化すれば良いのでは?
素晴らしい実績を出せば、無料登録してくれていたユーザーは、大半が有料登録してくれるはずです。私だって登録したいです。
販売ページを見てみる