MR.コージ氏の新商材は「指標スキャル」
MR.コージといえば、鉄板マスタートレンドの作者ですね。
そのMR.コージの最新作が鉄板指標マスターFXです。経済指標発表時のレートの動きに特化したトレード手法です。指標トレード(指標スキャル)は、上手くやれば大きな利益を得ることができます。しかし非常に大きなリスクも存在します。それこそ、数秒~数十秒で決着がつくトレードですので、緊張感やストレスもハンパではありません。つまり、向き不向きがあるということです。
飛びつく前に、ご自身が指標トレードに向いているかどうかを、しっかりと見極めた方がよいと思います。
MR.コージ氏の実力を知るには過去を調べればいい
MR.コージ氏(鉄板指標マスターFX)のトレーダーとしての実力はいかほどなのでしょうか?彼が関わった商材(サービス)について分かる範囲で調べてみました。
- FXDDカレンシー
- カレンシー240
- SevenStar
MR.コージが参加していたFXDDカレンシーがサービスを休止
MR.コージ氏といえば、FXDDカレンシー参加トレーダーでしたね。そのカレンシーですが、現在はサービスを休止しているようです。
カレンシーは現在、コンプライアンス上日本在住のお客様の口座にてシグナルが受信不可能となっております。
また、日本在住のお客様のトレードリーダープログラムも停止させていただいております。
今すでに開いている取引ポジションはお客様ご自身でMT4にてポジション決済が可能です。
ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。
引用:FXDD公式サイト
受信不能&プログラム停止の理由は、コンプライアンスによるものだそうです。つまり日本の法律に抵触する可能性を示唆しています。残念ながらMR.コージ氏の成績をチェックすることはできませんでした。
MR.コージ氏の関連商材「カレンシー240」のその後
MR.コージ氏(鉄板指標マスターFX)といえば、カレンシー240という商材もありましたね。カレンシー240は、MR.コージ氏の無料EA「SevenStar」のバックエンド商材として売りこまれていたものです。
MR.コージ氏も、カレンシー240の専属トレーダーとして参加していました。カレンシー240の販売ページは、残念ながらすでに閉鎖されています。
- https://currenseejapan.info/240/index.html
そして、販売元のカレンシージャパンのサイトも閉鎖です。
- https://currenseejapan.info/
肝心の成績は・・・過去の記事をご覧下さい。
その後の経緯については、以下のブログが参考になります。
池谷という名で、メールがあり最大ドローダウン30%から40%の可能性があったとのこと。
FXDDジャパンに今日中に資金移動しなければ、明日の朝一番で金融庁に連絡します。とメールを送りました。
カレンシー240 ー869.19pips
(スタート資金からの損益)
現在取引停止 資金移動待ち。引用:大変遅くなりました
こんな記事もありました。
カレンシー240 久々です。
別段進展はありません。
質問の回答も返ってきていません。
スルーです。
スルーされるなら、もうやり取りを公開していいかと。。。
最低の団体が今も活動を続けているのだとすれば、それはもう社会的な悪です。
(中略)
2012年6月初めに25%のドローダウンを出しました。
あまりにもお客からの苦情が多かったのか? 6月5日にドローダウンに関するお詫びが送られてきました。
直近3か月の集計値で20%のドローダウンを記録したと。
3か月?の集計?
意味わからないですね。
そして過去には最大30~40%のドローダウンがあったと。。
しかもその後にドローダウン分を取り返しさらに最高利益を更新していると。。
こんなことを今頃カミングアウトしてる。引用:~久々のカレンシー240~
MR.コージ氏のSevenStarはどうだったか?
MR.コージ氏は、SevenStarというEAも提供していました。無料で提供されていたEAでしたが、成績は以下の通りです。
出典:https://fxea.jp/advisor/7/transaction
現在、上記サイトでのSevenStarの成績は削除されています。SevenStarの配布元サイトも閉鎖されています。残念ながら、FXDDカレンシー、カレンシー240、そしてSevenStar、すべて削除(もしくは閉鎖)されています。
ただ、ネットのキャッシュを辿れば古いデータも調べることができます。興味のある方はご自身でも調べてみてはいかがでしょうか。Mr.コージ氏に限らず販売者の過去データについては、可能な限りネット上に残しておいて欲しいですね。
販売者は過去に販売した商材の総括をするべき
人間ですから、失敗も当然あると思います。その失敗によって顧客にダメージを与えたのならば、全力で信頼回復に努めるべきだと思います。それが新たな信用に繋がるのだと思います。
過去にリリースした商材がドローダウンしたり破綻することは良くあることです。バックテストがどんなに優れていても、フォワードで成績を残せるかどうかは、全くの未知です。相場は生き物です。これまで優位性があったロジックが、未来永劫有効であるとは限りません。仮にマイナストレードとなったとしても、販売者がしっかりと説明責任を果たせば一方的に責められることはないと思います。
投資は自己責任が前提ですので、商材を購入したユーザーにも責任はあると思います。販売者がしっかりと説明責任を果たすことでユーザーからの信頼につながるのではないでしょうか。
過去に販売した商材やサービスについてしっかりと総括し反省すべきところは反省し、ユーザーに対する説明責任を果たして欲しいですね。
顧客と向き合う販売者が増えることを切に願う
最近の投資商材は、超短期販売のものが増えてきています。数週間で販売終了とするような売り方です。カウントダウンタイマーをつけたり、値上げで煽るという手法を駆使しユーザーをあせらせます。そして短期で売り切る。しばらく間隔をおいて新たな商材を販売する。この繰り返しです。それに釣られるユーザー側にも問題があります。
過去の商材に対する説明責任から逃げない販売者が、もっと増えることを切に願います。