パトリオットは、ちょっと特殊なEA
今回ご紹介するパトリオットですが、このEAはちょっと変わっています。一言で言えばセミオーダーEAということになります。
設定項目が多くユーザーが自分で設定をアレンジできます。変更できる項目が多すぎてきっと迷ってしまうでしょう。 もちろん推奨設定数値もありますが、それだけで使うのはちょっともったいない印象ですね。従いまして、初心者には取っつきにくいEAに仕上がっています。
逆に、これまでに様々なEAを使ってきて、ちょっと物足りなさを感じているようなEA中級者にはとても魅力的に映るでしょう。EAを使っていろいろと検証してみたい方にはおすすめできる商材です。
ベースにあるロジックはナンピンですので、当然破綻リスクはあります。もちろん口座破綻を回避するための強制決済機能もついています。含み損が口座残高の一定割合に達した時点で全てのポジションを決済する機能です。この割合も各自で設定可能です。
EAで含み損の救済ができる?!
自動売買ツールですが、このEAのナンピン・エグジットロジックだけを使うことも可能です。たとえば、手動でエントリーした後に含み損を発生させた場合、このEAが適切な幅でナンピンを発動させ含み損を解消しようと動きます。
このような計画ナンピンは、プロのトレーダーもよく行っている手法です。ただ、手動で行うには煩雑すぎて手間がかかります。ナンピンによってポジションが複数になった場合、どのタイミングですべてのポジションを決済すればよいかを確認するのが非常に面倒です。しかもナンピンは厳密なルールに則って行わないと、リスクだけが増大します。
パトリオットのナンピン・エグジット機能を使えば、含み損の救済が自動で行えます。しかもナンピン幅や回数などは、自分で設定可能です。
つまり、単なるEAとして使うだけでなく、裁量トレードの決済をサポートするために使用することも可能であるということです。もちろん、他の商材と組み合わせて使うこともできます。この機能だけでも欲しいと思う方はいるのではないでしょうか?
結論:EA研究用には最適
これを使ってトレードを行うというよりは、EA研究用に持っておきたいと思わせるツールですね。自分でEAを作りたいと思っている人が、このEAを使ってポジション取りやナンピンロジックを研究するために使うのであれば、とても有益だと思います。
このEA(推奨設定)が勝ち続けるかどうかは不明です。相場付きに影響を受けるでしょうから、勝つときもあればドローダウンに陥ることもあるでしょう。そのリスクは、他のEA商材と基本的に変わりありません。
あとは、先にも書きましたが、裁量トレードの含み損救済用としてこのEAのロジックを使うのもお勧めです。極端な話、まったく適当にエントリーしても、このEAがナンピンをしながら含み損を解消しようと動きます。
パトリオットですが、将来的にEAを作ってみたいと思う人であれば、オススメできるツールだと思います。
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