全力FX大学は月額課金のFXオンラインスクール
全力FX大学は、月額課金制のFXオンラインスクールです。 講師はFX全力男さんです。FX全力男さんは、過去に全スキャFXや全スタFXなどを販売されていますね。
この全力FX大学は、「塾」という形態をとっています。全12回の動画セミナーです。12回にわけて、段階的・継続的にFXのトレード手法や、マインド、知識などを、体系的に学べるというのが、この塾のウリのようです。
月額3980円ですが、初回(30日間)は無料です。この無料期間にお試しで入塾して、塾が合わないと感じた場合、30日以内に退会すれば、料金はかからないと解説されています。
30万円もの超高額商材を紹介される
この商材(全力FX大学)ですが、おそらく、今後多くのアフィリエイターが紹介すると思います。何故なら、アフィリエイト報酬が非常に高いからです。
3,980円に対し、70~80%の額がアフィリエイト報酬として支払われます。アフィリエイターには、2,786円~3,184円/人 が、継続的に入ってくる計算になります。(販売者側には、796円~1,194円/人 しか入りません。)
もうおわかりだと思いますが、これはフロントエンド商品です。あとで高額商品を売るためのオファーですね。
販売者によると、無料登録2週間後に最初の売り込み(アップセル)があります。その商材の金額は、298,000円です。2万9800円ではありません。29万8000円です。
約30万円もの超高額商材の売り込みが、2週間後にあります。さらに2週間後には、9万8000円の商材の売り込みがあります。つまり、登録してから1ヶ月以内に、2本もの高額FX商材の売り込み(アップセル)があるわけです。
今回の全力FX大学というオンラインスクールは、超高額FX商材(29万8000円と9万8000円)を売るためのオファーであると考えられます。
どちらの超高額FX商材も、30日間の無料登録期間中にオファーがあるため、販売者としては、バックエンド商材が売れれば、それ以降、塾を辞めてもらっても一向にかまわないわけです。
まず、オンラインスクールの30日間無料でユーザーを集め、その30日間で合計2回の超高額商材をアップセルする。よく考えられたマーケティングですね。
アフィリエイターにとっては美味しすぎる商材
アフィリエイターにとっては、無料オファーをアフィリエイトすることで、塾費用の70~80%を報酬として受け取ることができます。(ユーザーが退会するまで、継続的に報酬を得ることができます)
さらにすごいのは、紹介したユーザーが超高額のバックエンド商品を購入した場合も、自動的に、アフィリエイト報酬を受け取れるという仕組みにあります。
- 29万8000円の商材が売れた場合は、報酬8万9400円(30%)
- 9万8000円の商材が売れた場合は、報酬2万9400円(30%)
仮に、一人のアフィリエイターが100人を無料登録させて、そのうち、1%(1人)のユーザーが、それぞれ超高額商材を購入すれば、合計11万8800円のアフィリエイト報酬が、手に入るということになります。
この金額はアフィリエイターにとって魅力的でしょう。間違いなく、多くのアフィリエイターが、この「全力FX大学」をアフィリエイトすることになるでしょう。
約30万円もの超高額FX商材の中身は?
ところで、29万8000円もする商材とは何でしょうか?販売者の説明によれば、メタトレーダー用のインディケーターと手法です。インディケーターと手法(マニュアル)で、約30万円です。もう一つのバックエンド商材(9万8000円)は、29万8000円の商材の、機能制限版となります。
29万8000円の商材と同一ですが、機能を制限することで、9万8000円という価格設定になっているということです。
これらのツールやノウハウに、価格相応の価値があるかどうかは不明です。フォワード実績などが提示されていて優位性が確認できれば、検討の余地はありそうです。
インディケーターの優位性について
超高額商材の正体はシグナル点灯ツールですね。
サインには『売買サイン・金額(レート)・信用度』という3つの表示があり・・・
サインに従って取引を行うだけ・・・
誰がやっても同じ結果になる・・・
シグナル(信用度が3段階で表示)に従うだけの手法のようですが、だったらEA化(自動売買化)したほうが良いのでは?信用度という3段階のフィルターがありますが、最も信用度の高いシグナルをベースに、EAを作るべきです。
エントリー・エグジットが明確であれば、信用度3(最も信用度が高いシグナル)だけでEAを作ってテストすること、これは極めて合理的なアイデアであるはずです。
そのバックテスト結果やフォワード結果が、右肩上がりであれば、優位性のある手法と判断できます。
そもそも全力男さんご自身は、自動売買を信用していない…という背景がございますので、今後も予定には出ないと思います。
EA化することで、そのロジックの優位性が一目でわかると思うのですが。
信用度の高いシグナルのみでEA化して欲しい
売買シグナルが明確であれば、シグナルをベースにEAでバックテストをすることは、数時間でできます。(ロジックがわかれば、私でも作れます)
信用度は3段階ありますが、だったら、最も高い信用シグナルのみで、EAを作ればOKです。そのEAでバックテストをしてみてもらえませんか?
その結果を販売ページに掲載して下さい。できれば、フォワードテスト結果も(1~3ヶ月程度)。そうすれば、この超高額のインディケーターの優位性(価値)の有無が、ユーザーでも確認できます。大した手間はかからないはずです。
優位性が証明されていない商材を高額で購入するユーザーのリスクを少しでも減らすために、販売者はそこまでするべきではないでしょうか?
是非、シグナルのEA化を販売者に期待したいところです。
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