回収率はたったの3割…
ソーシャルレンディングの一角を担うラッキーバンク。
ラッキーバンクの最大の特徴は、すべての融資案件において不動産担保が設定されている点です。確かな担保をとった上での融資ですから安全性は高いとされていました。ところが…
ラッキーバンクの多くの案件が焦げ付き、最終的に債権譲渡されることになりました。総額50億円の債権がたったの16億円で債権譲渡され、投資家の損失は7割弱という結果に。
債権譲渡にかかる分配額の一覧はこちらから閲覧可能です。
元本回収率(割当て金額ベース)はたったの32%。つまり100万円を投資して32万円しか戻ってこなかったということです。損失額は68万円。不動産担保がついた案件にもかかわらず、このひどい有様です。
ラッキーバンクは債権を売却し、損失の7割弱を投資家に負担させて幕引きをはかりました。もちろん、この事態に納得がいくわけがありません。ネット上にはラッキーバンクを呪う記事も多数上がっています。
- ざけんなラッキーバンク、呪われろ田中親子!
- 【悲報】ラッキーバンクから最終分配の連絡が来ました。投資金額90万円の67%、約60万円を失います、、、
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ラッキーバンク事件に憤りを覚える理由
ラッキーバンクの債権譲渡によって実に7割弱の損失を被った投資家達。彼らがむかっ腹を立てる理由は、貸付先の大半がラッキーバンク社長である田中翔平氏の親族が経営する不動産会社だったことにあります。
つまり、身内の運営する不動産会社に集めたお金をばらまいていたわけです。もちろん融資額を利息とともにしっかり回収し約束通り投資家に分配すれば問題はなかったのですが、蓋を開けてみればたったの3割しか回収できなかった(それも債権譲渡によって)わけです。
田中一族に「騙された!」と考える投資家がいてもおかしくありません。実際に、ネット上の掲示板には、田中社長に対する呪詛の言葉であふれかえっています。
- ラッキーバンクもウィングトラストとも許さん!
- 騙した方が悪い。田中の親父が仕組んだシナリオだろ
- 全くふざけてる、田中のクソガキ
- 田中家よこれで投資家納得すると思うなよ
- 田中家と仲間達。お前らの身は今後、安全安心か?
- 田中一族、世の中そんな甘くないぞ。顧客ファーストにできない会社は滅びるよ。
罪を償え!田中!- 今度は檻の中で更生できると良いな!
- 田中一族許せん!
- 金はいいから是非この愚かな一族を刑務所にぶち込みたい
- 神様どうか来年は田中一族に天罰が下りますようにと初詣でお願いします
- 一日でも早くブタ箱にぶち込んでやるからな
※すべてラッキーバンク 掲示板2より引用
彼らの怒りが収まらなければ、今後集団訴訟もあり得るでしょう。
次世代の投資案件として注目を浴びるソーシャルレンディングですが、ひどい事件が後を絶たないですね。
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