WBS(ワールドビジネスサテライト)でビットコイン特集
ビットコインがかつてないほどの高値をつけています。
なかなかの吹き上がりぶりです。昨日(6月7日)には、テレビ東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)で大きく取り上げられました。ご覧になった方も多いはず。
日本でも取引活発に ビットコインの買い手とは?
ビットコインの価格はこのところ大きく上昇しています。今年の初めは1ビットコインあたり11万円ほどでした。
それが先月25日にはおよそ3倍の33万円にまで急上昇しました。
ところがその2日後には急落して23万円に。
そしてそのあと再び上昇し、きょうまた30万円を超えました。
価格が大きく乱高下しているビットコイン。
ビットコインに投資する個人投資家を取材しました。
加藤さんは2015年12月からビットコインに投資。1,000万円ほどの元手で投資をはじめ、現在資産規模は1億円を超えたといいます。
投資を始めた背景にはFXの相場が読みにくくなったことがあるといいます。
専門家は通貨危機などでビットコインが自国通貨よりも安全なお金として使われている国があると話す一方で、相場の過熱感はピークに近いとも見ています。引用:ワールドビジネスサテライト公式サイト
WBS特集では、1000万円の元手を1億円にまで増やしたビットコイン投資家を取材しています。ビットコインは数ある仮想通貨の一つであり、その中でもっとも認知度が高く流通性を有している仮想通貨です。オンラインゲーム内で取引される通貨も「仮想通貨」の一つです。
仮想通貨は、ネット上で使える貨幣のことで、一般的な「お金」のように実体を持たず、オンライン上で決済をおこなうことを目的に作られました。本来は、手軽な決済手段として誕生した仮想通貨ですが、ボラティリティが極めて高いため、現在は投機対象として注目を集めています。
仮想通貨としてもっともメジャーなビットコインに投資家のお金が大量に流れ込んだ結果、バブルの様相を呈してきました。
なかなかの暴騰ぶりです。年初(2017年1月1日)に11万円だった価格は、昨日(2017年6月7日)32万円をつけました。半年で約3倍の上昇です。
【2024年5月版】優位性の高いFX商材 Best4
「靴磨きの少年」の話をしっているか?
あなたは「靴磨きの少年」の話を知っていますか?ジョセフ・P・ケネディ(ケネディ大統領の父親)の有名な逸話です。投資家として財をなしたケネディですが、1929年に起きた大暴落を予見し、事前に全てのポジションを手仕舞い損失を免れました。彼が大暴落を予見したのは、ある靴磨き少年の一言からです。
「ここだけの話ですけど、この銘柄を買ったらすごく儲かるらしいですよ!」
靴を磨いてもらっていたケネディは、もっとも相場から縁遠い人々(一般大衆)が株の話をし始めていることに違和感を感じて、相場の天井を察したわけです。ケネディはすぐに取って返し、所有する全銘柄を手仕舞いしたのです。大暴落が発生したのはその翌年(1929年)の10月24日でした。この大暴落こそが、歴史でいうところの「世界恐慌」の発端となったわけです。
ビットコインにおける「靴磨きの少年」は、おそらく主婦層ではないでしょうか?そして彼女たちをターゲットにしたTVのワイドショーでビットコイン投機が取り上げられたあたりが、天井かもしれません。