第2回リアルトレードコンテストが開催された
鉄板マスタートレンドを販売しているMR.コージ氏が、米国カレンシー選抜トレーダーであるという話を聞いて、ちょっと思い出したことがあります。(MR.コージ氏と直接関係のある話ではありません)ちょっと古い情報で恐縮なのですが、知らない人もいると思いますので、記事にしてみました。
インヴェスト証券が開催している、FX24リアルトレード!24グランプリというFXトレードの大会をご存じでしょうか?簡単にいえば、リアルトレードのコンテストですね。
2011年に第1回・第2回のコンテストが開催されました。第2回の開催期間は、2011年9月1日~11月30日の約3ヶ月間でした。
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FX業界の著名人が参加した大会
24グランプリは、FX業界でも有名なトレーダーが参加することで注目されていた大会です。たとえば、
GFF氏
10万円を6億円にした伝説のトレーダー
三空氏
投資家&FXセミナー講師
だいぱぱ氏
”だいぱぱ手法”の開発者、最近「FX戦略的ナンピン投資法」という書籍を出版
だいまん氏
(有)フォレックス・ラジオ 代表取締役 元為替ディーラー
鈴木隆一氏
元為替ディーラー、FXセミナー講師、書籍多数、DVD多数
スノーキー氏
大阪在住のトレーダー・FX芸人
なかなか蒼々たるメンツです。FX業界ではそれなりに有名な方々ばかりです。書籍を出されたり、FXセミナーなどでも引っ張りだこの著名人です。(中には、高額セミナーを開催されている方もいます)
さて、彼らのリアルトレードの結果はどうだったのでしょうか?
リアルトレードで晒された彼らの実力は?
彼らの大会での実績は、すべて公表されています。
先ほど挙げた著名人の成績は、驚くことに、すべてマイナスです。見事な右肩下がりの成績ですね。
特に、三空氏の負けっぷりは突出していますね。負け金額もすごいですが、取引量も凄い枚数です。FX業界では、最も名前が売れていると思われる三空氏が、著名人トレーダー21人中最下位という残念な結果です。
ついでに第1回の結果も見てみる?
ついでに第1回大会の著名人トレーダーの成績も見てみましょう。第1回大会は、2011年5月6日~7月29日で開催されています。
第1回24グランプリの主要サポーター 最終結果
- 株之助 氏 損益:▲73,681円 取引枚数:1,082枚
- 為替兎 氏 損益:▲25,055円 取引枚数:7枚
- 三空氏 損益:▲1,625,064円 取引枚数:310,244枚
- 鈴木 隆一 氏 損益:▲102,139円 取引枚数:2,098枚
- スノーキー 氏 損益:2,516円 取引枚数:4,724枚
- だいまん 氏 損益:▲430,417円 取引枚数:15,274枚
- だいぱぱ 氏 損益:▲79,522円 取引枚数:2,598枚
- 若林 史江 氏 損益:▲11,511円 取引枚数:1,020枚
第2回に参加されているトレーダーのうち、三空氏、だいぱぱ氏、だいまん氏、鈴木隆一氏は、マイナスです。第1回でも、三空氏の突出した負け(と枚数)が目立ちますね。
株之助氏、若林史江さんは、株式トレーダーとして有名な方ですね(マイナスですが・・・)。
それから、為替兎氏もブロガーとして有名で、商材も出されていましたね(マイナスですが・・・)。
- 為替鬼コピートレード「鬼式」の記事
- 億超えスキャルピング【検証とレビュー】
この現実をどうみますか?
この残念な結果をあなたはどう思われますか? 第1回から参加していて、第1回・第2回と連続して負けているということは、半年(6ヶ月)にわたって負け続けているということになります。なんだか背筋が寒くなりますね。
- たまたま半年にわたって負け続けたのか?=相場が悪かった?
- それともトレードに問題があるのか?=トレードが下手?
- もしくは公開トレードのプレッシャーなのか?
・・・どちらでしょうか?これ以上語るのは止めましょう。気になる方は、「24グランプリ」で検索してみて下さい。
結論:著名な人でもトレードの実力は・・・
メディアで有名なトレーダーでも、ご覧の通り本当の実力はよくわかりません。ましてや商材販売者の、トレーダーとしての本当の実力は、もっとわかりません。肩書きや、メディアへの露出度などでは、本当の実力を推測することは非常に難しいということです。
書いてあることを鵜呑みにすることなく、疑ってかかるくらいの気持ちで商材をチェックしていく必要があります。
悪質商材の販売ページには、多くのウソが巧妙に仕込まれています。気をつけましょう。