2015年7月だけで219万3040円の利益を出したギャル男東大院生「田畑昇人(たばたしょうと)」
先週の週刊SPAで興味深い記事を見つけました。
常勝トレーダーの取引履歴を大公開
「7月の利益?219万3040円でした」
取引履歴を片手にこう振り返るのは、現役の東大院生にしてFXトレーダーの田畑昇人氏。
50万円の元手を9か月で1000万円に急増させ、その後もFXの利益から学費を捻出するなど堅調に稼いでいるFXのスゴ腕だ。引用:週刊SPA8月25日号 マネー”得”捜本部
田畑昇人(たばたしょうと)氏といえば、ザイFXでもよく見かけますね。人生が変わる1分間の深イイ話にも出演されたことがあります。メディアへの露出も多いので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
Twitterでは、「たばてぃん(@shoto0212)」と名乗っています。
https://youtu.be/CZgAkupKsk4
外見はチャラい感じのギャル男(古い)ですが、その見た目とは裏腹に、現役東大院生(東京大学 大学院 総合文化研究科に在学中)であり、FXトレードの腕も確かです。田畑昇人(たばたしょうと)氏の公式ブログには、ご本人の画像も掲載されています。
【2024年5月版】優位性の高いFX商材 Best4
ザイFXの「FX毎日バトル」でも優勝する実力の持ち主
現在の彼の実力は、ザイFXが開催していた「FX毎日バトル」での優勝という事実からもうかがい知ることができます。FX毎日バトルは、2014年11月1日〜2015年5月31日の7ヶ月間にわたって繰り広げられたFXトレードバトルです。自腹の30万円を7ヶ月間でどこまで増やせるか?を、著名トレーダーたちが競います。
参加者は、ギャル男田畑昇人(たばたしょうと)氏に加え、ボビー・オロゴン氏、ひろぴー氏、福田萌さん、こうちゃんママ★さんの5名でした。
■優勝は田畑昇人!! 宣言通りの50万円を達成!
先週終了時点まで抜きつ抜かれつのデッドヒートが続き、どちらが優勝してもおかしくない展開でしたが、最終週に田畑くんが猛烈なラストスパート! 26日から始まった米ドル急騰のチャンスを捉え、一気に資産を増やしました。
最終残高は51万6206円。 当初より宣言していた「50万円超え」を見事に達成してゴールです! いやぁー、いい仕事してくれます!
引用:ザイFX[今週のまとめ]バトル全日程が終了。優勝は田畑昇人、宣言通り50万円超!
FX書籍も出版されています。
ひと月で200万円超の利益を出した”窓埋めテクニック”とは?
そんな実力派トレーダーが、2015年7月だけで219万円を稼いだテクニック「窓埋め」について、週刊SPAで語っています。
「7月に稼げたのは『窓埋め』狙いのトレード。7月は週末にギリシャや中国関連のニュースが出て、月曜日の早朝に『窓』を開けて始まることが多かったので、よく稼げました」
(中略)
「前日にギリシャで国民投票があった7月6日の月曜日、ユーロ/円は前週終値から2円ほど下に窓を開けて始まりました。こんなときは窓を埋める方向、つまり上方に動く可能性が高い。なので買いのエントリーを狙うんです」
窓が開いてもいずれ埋める可能性が高い――『窓埋めの法則』だ。
引用:週刊SPA8月25日号 マネー”得”捜本部
窓埋めについては、以前GFF氏の手法を解説した記事でも取り上げました。
GFF氏の窓埋めテクを解説
もう一つの手法は、「窓埋め」と呼ばれるメジャーな手法です。窓埋めとは、週明けやレートの急激な変動によって生じた隣り合うローソク足同士の「空間(=窓)」を、あたかも埋め戻すようにレートが動く相場の性質を利用した手法です。
窓が開いたら、レートが埋めに来る動きを利用して、その方向にエントリーするという、これもシンプルな手法です。
下のチャート図をご覧下さい。(あまり良いサンプルとは言えませんが)
週明けで、ローソク足と次足の間が、ぽっかり空いています(窓)。その後、この窓を埋めるようにローソク足が、下降しています。この動きを利用したものが「窓埋め」と呼ばれる手法です。
シンプルといっても、海外ではこの「窓埋め」手法のみで、1冊の本が出版されているくらいですので、意外と奥が深い手法といえます。
ちなみに、海外では「窓」のことを「ギャップ」と呼んでいます。
田畑氏が窓埋めを駆使したのは、EURJPY(ユーロ円)、前日にギリシャで国民投票があった7月6日の月曜日の早朝です。
「月曜日、FX会社の取引が始まるのは朝7時が通例。なのでいつもより早起きしてチャンスを狙っています。ただ、7時の開始早々にはエントリーしません。なぜかというと、2円もの大きな窓が開いたときは、強制ロスカットが発生しやすい。この場合だと、資金不足に陥った買い手の強制ロスカットによる売り注文が7時直後、大量に発生します」
7時直後は強制ロスカットの売り注文で一瞬下落する。
「だから僕が買い始めたのは強制ロスカットによる売り注文が一巡したあと、7時1分20秒から」
引用:週刊SPA8月25日号 マネー”得”捜本部
なかなかの技巧派です。しっかりと窓(ギャップ)の特性を調べた上でのトレードだったことがわかります。
そんな現役東大院生の田畑昇人氏が、先日の大暴落で破産か!?
そんな実力派の田畑昇人氏ですが、先日の大暴落ではどうだったのか?気になりますね。彼のTwitterに驚きのツイートが…
破産を経験するとは…つらい。
— たばてぃん (@shoto0212) 2015, 8月 25
まさか、破産!?と驚きましたが、その後のツイートでは、
なんか思った以上に拡散されたので言っておくと、実は破産はしてません。むしろ今回の暴落でも、他の口座では普通に利益でてるんだよね。同じ条件で取引して、FXCMだけが破綻しました。それなりに余裕持って取引してて、逆指値も置いてたのにスルーされたから、怒っています。 — たばてぃん (@shoto0212) 2015, 8月 25
なるほど、FXCM(現 楽天証券FX)の口座が破綻したということですね。他の口座は安泰なのでしょう。
FXCMもDMM.com証券と同様、暴落時に逆指値が刺さらなかったケースが多発したようです。
DMM.com証券においても、逆指値がハネられたと激怒している投資家が多数います。これを約定拒否であるとして、返金請求をして返金してもらったという噂もネット上に流れているようです。
ちなみに、田畑昇人氏が自身の公式ブログでおすすめ証券会社第1位として紹介しているのが、DMM.com証券です。まあ、これはアフィリエイト報酬が高いからでしょうね。
メディアへの露出も含め、今後も目が離せないトレーダーです。