- Flash Zone FX【検証とレビュー】
- Flash Zone FXを買ったので具体的な手法を解説する
- Flash Zone FXを購入する前に知っておいてほしいこと
- Flash Zone FXが最終オファーを告知
- Flash Zone FXのツバメ返しエントリー法とはどんな手法か?
- Flash Zone FXの販売終了まであと12時間
Paul Zimon(ポール・ジモン)監修のFlash Zone FX
Flash Zone FXというFX商材がランキングを賑わせているようです。販売ページを見ましたが、なかなか興味深い商材です。Paul Zimon(ポール・ジモン)という人物による監修商材です。
販売元:株式会社 ISK capital
運営統括責任者:佐塚 浩政
メディア:動画・PDF
公式サイト:https://flashzone-fx.com/
動画を見るかぎり、見た目は白人系外国人ですが日本語がペラペラです。彼は元SMBキャピタルでトレーダーとしての経歴があるとのことです。
SMBキャピタル(New York)という会社
SMBキャピタルは米国New Yorkにある資産運用会社のようですね。調べると公式WEBサイトもありました。ニューヨークのSMBキャピタルは、ここしかヒットしなかったので、おそらくこの会社ではないかと考えられます。
≫https://www.smbcap.com/
会社の所在地もニューヨークです。ウォール街(ウォールストリート)ではありません。
残念ながら、私達がPaul Zimon(ポール・ジモン)氏の言葉の真偽を確かめることはできません。SMBキャピタル(SMBCapital)について調べてみると、ファンド会社ではなく、プロップファーム(プロップハウス)のようですね。
プロップファーム(プロップハウス)とは、会社の自己口座の資産のみを運用して収益を上げることを目的とした会社です。つまり自己リーディング会社のことです。
proprietary trading firm(自己勘定取引会社)を略して、プロップファーム(あるいはプロップハウス)と呼びます。一般的なファンド会社は不特定多数の投資家から資金を募り、その資金を代行して運用し利益を上げて手数料で収益を上げますが、プロップファームは自己資金のみを運用して利ざやを稼ぐことを目的としています。
個人ではなく組織として自己資金を運用すれば、それはプロップファームと呼べるので、決して珍しいスタイルではありません。日本でも小さなプロップファーム(プロップハウス)はたくさん存在します。
Paul Zimon(ポール・ジモン)氏はプロップファーム出身のトレーダー
Paul Zimon(ポール・ジモン)氏は、ウォール街のプロップファームで揉まれた生粋のトレーダーとのことです。余談ですが、『フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち』にもプロップファームの話がでてきますね。
この本ですが、すごく面白いのでお薦めです。内容は以下のAmazon紹介を御覧ください。
証券市場の民主化によってニューヨーク証券取引所とNasdaq以外の証券取引所が乱立するようになった2009年ぐらいから、ディーラーたちは不思議な現象に悩まされる。
コンピュータスクリーンが映し出す各証券市場の売値と買値で取引しようとすると、ふっと売り物や買い物が消えてしまうのだ。その値が消えて、買う場合だったらば、必ずそれより高い値で、売る場合だったらばそれより低い値で取引が成立してしまう。
ウォール・ストリートの二軍投資銀行に務めるブラッド・カツヤマは、ドンキホーテのように、単身調査に乗り出す。
するとそこには、私たちの注文を10億分の1秒の差で先回りしていく超高速取引業者「フラッシュ・ボーイズ」の姿があったのだ。
Flash Zone FXは半裁量・半システムの逆張りトレード
そんなPaul Zimon(ポール・ジモン)氏が監修したFlash Zone FXとは、いったいどのようなFX商材なのでしょうか?一言で言えば、Flash Zone FXは半裁量・半システムの逆張りトレードです。
販売ページを読むと、完全裁量トレードのように読み取れそうですが、トレンドの転換タイミングを判断するためにフィボナッチも使用しますので、半裁量・半システムと考えて良いと思います。
逆張りなので、下がったタイミングで「買い」を仕掛け、上がったタイミングで「売り」を仕掛けます。その仕掛けのタイミングを見極めるために、フィボナッチ・リトレースメントを利用します。
その他の特徴としては、
- ENTRY時に、リミットとストップを設定
- リスクリワードは、1:2〜10
- 勝率60%
- 1日に平均して5〜10回のトレードチャンス
- 執行時間を選ばないので、5分足、30分足、日足、週足でも可能
- 月利12%〜
”逆張り”はリスクリワードバランスがすべて
気になるのは、Flash Zone FXが逆張り手法の割に、勝率がそれほど高くない(60%)という点です。一般的な逆張りの勝率は70〜80%以上です。その際のリスクリワードは、1:1くらいでしょうか。
リスクリワードを2:1くらいにすれば勝率さらに高まります。しかし、一度の負けで資金の大半を失う可能性があります。逆張りの割に勝率が高くないのは、リスクリワードバランスによるものでしょう。
Flash Zone FXでは、このリスクリワードバランスを、1:2〜10としています。リスク1に対し、リワード(利益)を2〜10としています。だから勝率は60%前後に落ち着くわけですね。
勝率は高くないかわりに、リワードバランスが優れているため、心臓に優しいトレードができます。逆張りでは、このリスクとリワードのバランスが重要です。EAの大半は逆張りロジックを採用していますが、最終的なEAの優劣を左右する要素は、ストップとリミットの最適値をどこに設定するか?にかかっていると言っても過言ではありません。
リミット・ストップが最適値(最適解)になければ、勝率が高くてもトレード回数が増えるごとに資産を減らしてしまうことにもなりかねません。Flash Zone FXははたして、最適解を見つけられているのか?この点が非常に気になる点ですね。
Flash Zone FXは”トレンドフォロー手法”を否定しているのか?
Flash Zone FXの販売ページではいわゆる「トレンドフォロー」を否定するかのような記述が散見されます。たとえば…
トレンドフォローとは、このように上昇トレンドに沿ってトレードしていく手法ですが、これはほとんどの負けているトレーダーが使う手法です。
(中略)
トレンドフォロー手法を一言で言えば、FXでよく言われるコツコツ勝ってドカンと負ける『コツコツドカン型』のトレード手法です。
(中略)
トレンドフォローはリスクが低いように見えて、実は“ハイリスク・ローリターン”で大きく負けやすいという特徴があるのです。
(中略)
事実、トレンドフォローを実践している95%の人間は中々資産を増やせていないどころか着実に資産を溶かし続けているというのが現状です。
引用:Flash Zone FX販売ページ
これらの記述を読んで、「トレンドフォロー」って敗者の手法でダメダメなのか…などと思い込まないでください。ここで勘違いしないでいただきたいのですが、トレンドフォローにも様々なスタイルがあるということを知っておいていただきたいのです。
私自身、トレンドフォローですが、私の手法は、MTF(マルチタイムフレーム)を意識した押し目・戻りを狙い撃ちするスタイルです。私が仕掛ける押し目買いポイント、戻り売りポイントは、小さなスパンで見れば(執行時間で見れば)、完全な逆張りです。大きな時間足に同調する方向へ仕掛ける前提で、小さな時間足の押し目や戻りを狙う、というスタイルも、いわゆるトレンドフォローと呼んでもおかしくありません。
Flash Zone FXも、ロジックのベース(基本的なアイデア)は押し目買いです。大きな時間足に同調する方向へ仕掛けるのであれば、逆張りというよりは「トレンドフォロー」なわけです。
ですので、単に「トレンドフォローがダメ」「逆張りが正しい」などと断定はできないのです。このことをしっかりと理解した上で販売ページを読んでほしいと思います。
販売元:株式会社 ISK capital
運営統括責任者:佐塚 浩政
メディア:動画・PDF
公式サイト:https://flashzone-fx.com/
Flash Zone FXの具体的な中身について
Flash Zone FXを入手しましたので、具体的なトレードロジックや、その優位性等についての検証・レビューは、次回以降の記事にて公開したいと思います。
リミットとストップのバランスや、仕掛けの精度などを、しっかりと見極めたいと思います。
- Flash Zone FX【検証とレビュー】
- Flash Zone FXを買ったので具体的な手法を解説する
- Flash Zone FXを購入する前に知っておいてほしいこと
- Flash Zone FXが最終オファーを告知
- Flash Zone FXのツバメ返しエントリー法とはどんな手法か?
- Flash Zone FXの販売終了まであと12時間
販売元:株式会社 ISK capital
運営統括責任者:佐塚 浩政
メディア:動画・PDF
公式サイト:https://flashzone-fx.com/