トルコリラ、いよいよ奈落の底へ…
先日、史上最安値をつけたトルコリラですが、その暴落の勢いが止まりません。
暴れん坊のトルコリラがまたもや傍若無人ぶりを発揮
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2018年5月23日早朝に起きた大暴落、その翌日反発するも勢いは続きませんでした。
2012年以降のトルコリラ円(TRY/JPY)チャートを御覧ください。
2015年以降に下落トレンドを形成してから、ほとんど戻すことなく下落を続けていることがわかります。いよいよ22円を割るか?という水準まできていますね。これが高金利通貨の怖さです。
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トルコ中央銀行の緊急利上げも焼け石に水
2018年5月23日に22円前半まで下落した際に、トルコ中央銀行が緊急利上げを発表しました。その結果、一旦レートは24円台まで回復。
しかしその利上げ効果も長くは続きませんでした。再び22円台まで下落しました。
ある意味絶好のチャンスかも…?
過去に40円台〜50円台で仕込んだスワッパーは、今回の大暴落で軒並みロスカットされています。
一方でこのタイミングは、これからトルコリラのスワップ金利を狙う投資家にとっては絶好のチャンスかもしれません。
22円台で買うことができれば、下落リスクを最小限にしつつスワップ金利を獲得することができそうです。10円までの下落リスクを見込み、その下落に耐えうるレバレッジ&証拠金を用意できれば、10円を割らない限り不労所得を手にすることが可能です。もしも今後22円から大きく回復すればスワップ金利に加えてキャピタルゲインすらも手にする可能性が高まります。
さすがにこの為替レートをトルコ政府が放置しておくとは思えません。
とはいえ、スワップ金利を超える下落率が続くならば、手にするスワップ金利すらも吹き飛ばしてしまうリスクはあります。
トルコリラ投資家にとっての正念場ですね。