メッチャ便利なロット計算ツールを紹介するよ!
取引する際のロット計算の方法について2回にわたって詳しく解説しました。
上の2つの記事をお読みいただければ、ロットの算出根拠について理解できます。
たしかによく理解できたよ。
でももっと簡単に計算できるツールとか無いの?
毎回計算するのも面倒だよ…
ホホホ。わがままな奴め。
もちろん便利なロット計算ツールはネットで調べればたくさんあるぞ。
じゃがの、ちゃんと計算根拠を理解した上で使うのが大切じゃよ。
ロット計算ツールは、WEBで検索すればたくさんヒットします。FX会社が提供しているものも多いですね。
さて今回は、その中でも特におすすめできるロット計算ツールを一つだけ紹介します。
超おすすめのロット計算機!
Cashbackforex.comが提供するロット計算ツールです。Cashbackforex.comはスプレッドの一部をキャッシュバックするサービスを提供している会社です。Cashbackforex.comに登録せずとも使えます。
ツールをWEBサイトなどに埋め込むことも可能です。
他のツールと比べて、シンプルで視認性も高く非常に使いやすいです。
さっそく、ロット計算機を使ってみよう!
実際の使い勝手を、具体例を出して試してみましょう。
USD/JPY(米ドル円)の場合のロット計算
まずは日本円の絡む通貨ペアから。
口座資金は30万円。2%ルールを使います。
取引通貨ペアは
USD/JPY(米ドル円)。
損切り幅は10pips(0.1円)で設定します。
手動計算では以下の通りでしたね。
=口座資金量 ✕ 1回のトレードにおける損失許容額(%)÷ 損切り幅
=30万円 ✕ 2% ÷ 10pips
=6,000円 ÷ 0.1円
=60,000通貨(6ロット)
これをロット計算機で計算すると…
「計算」ボタンを押すと、結果が下に表示されます。
60,000通貨(0.6ロット)が適切なサイズであると表示されていますね。右側の「リスクにさらされている金額」とは「このトレードにおける許容損失額」です。6,000円(30万円の2%)と表示されています。
ここで注意が必要じゃよ。
ロット(トレード量)が0.6ロットと表示されているが、これが海外FXのロット単位が「1ロット=100,000通貨」であるためじゃよ。
じゃから、60,000通貨が0.6ロットと表示されるのじゃ。
日本のロット基準(1ロット=10,000通貨)で換算すれば、60,000通貨は6ロットとなるんじゃよ。
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EUR/USD(ユーロ米ドル)の場合のロット計算
次に日本円を含まない通貨ペアで計算をしてみましょう為替レートは1ドル=113円で計算します。
口座資金は30万円。2%ルールを使います。
取引通貨ペアはEUR/USD(ユーロドル)。
損切り幅は10pipsで設定します。
ではロット計算機を使ってみましょう。
先ほど(USD/JPY)と違って、『JPYUSD価格』という項目が増えています。ここは現レートが自動的に入力されるため、基本的に触らなくても大丈夫です。
今回は1ドル=113円で計算するため、あえて0.008849558という数値を入力しています。
1÷113=0.008849558
さて、結果は…53,097通貨が最適なポジションサイズであると表示されました。ロットで表示すると0.531ロットです。※1ロット=100,000通貨
日本では”1ロット=10,000通貨”が一般的なので、53,097通貨は5.3ロットと読み替えればOKです。
手動計算では以下の通りです。ツールと同じロット数であることがわかりますね。
= 口座資金量 ✕ 損失許容額(%)÷ (損切り幅 ✕ 円換算レート)
=30万円 ✕ 2% ÷ (10pips ✕ 113円)
=6,000円 ÷ (0.001ドル ✕ 113円)
=6,000円 ÷ 0.113円
=53,097通貨
≒ 53,000通貨(5.3ロット)
ご覧の通り、手動で計算した値とロット計算機で算出した値は同じです。
ロット計算機(ツール)を使うメリットは、日本円を含まない通貨ペアの場合においてリアルタイムで為替レートを表示してくれる点ですね。
便利なツールじゃが、しっかりとロット計算の仕組みを理解した上で使うことをおすすめするぞ。