逆転FX Trend GetterはPips Getterの兄弟分
今回は、逆転FX Trend Getterを取り上げてみたいと思います。以前、 逆転FX「P
前作の逆転FX「P
スキャル系のツールですので、利幅も小さく、シグナルが大量に点灯するツールでした。勝てるときもあれば、負けるときもある、というよく見かけるタイプの矢印ツールです。
このサイトで検証はしていませんが、現在も販売中です。
- 逆転FX P
ips Getterの販売ページはこちら
トレンドフォロー系の逆転FX Trend Getter
今回の逆転FX Trend Getterは、うって変わってトレンドフォロータイプのシグナル点灯ツールです。
シグナルの頻度も少なく、レンジは損切りで凌ぎつつ、ビッグトレンドを捕まえにいくタイプですね。必然的に損小利大となりますので、勝率は非常に低くなります。
検証用EAを作ってからインディケーター化するという流れは評価できる
今回の逆転FX Trend Getterも、EA(自動売買システム)でロジックを精査したうえで、インディケーター化するという制作過程を踏んでいます。
ベースとなるロジックをEAで検証するという考えは、私も賛成できます。ロジックが明快で裁量の余地が入らない手法であれば、EA化することは簡単です。ロジックの優位性を確認するためにも、EAでバックテストをすることは、当然やるべきであると考えます。
EAの検証期間が短すぎることについて
Trend Getterの販売ページにも、検証用EAのデータが複数掲載されています。これらのバックテストデータ期間は、非常に短い(1〜6ヶ月程度)です。もちろんバックテストデータ期間は長いに越したことはないのですが、私は短くても問題ないと考えています。
むしろ、最近の相場に合わせたロジックという点においては、非常に意味があると考えます。
逆に長期のバックテスト期間で優秀な成績を出そうとすれば、どうしてもカーブフィッティングの罠に陥ってしまいます。過去データでは成績が優秀なのに、フォワードではボロボロ、という悲惨な結果になりかねません。
そういった意味では、直近の相場に合わせたロジックを採用するという点において、販売者の考えには賛同できます。
ただ、その場合、相場の変化に応じてロジック(パラメータなど)を変更できる、ということが重要になります。逆転FX Trend Getterのサポート次第というところですね。
できればロジックそのものを公開していただけると、ありがたいですね。
逆転FX Trend Getterのサンプル動画
Trend Getterの販売ページには動画も掲載されています。
今年(2012年)2月15日~28日の間の、EURJPY(ユーロ円)のビッグトレンド発生時のチャートを使用しています。
以下のチャートをご覧の通り、非常に大きな上昇トレンドが発生しています。わずか2週間の間に800pips超のビッグトレンドです。
ビッグトレンドが発生してた時期ですので、当然、Trend Getterのような、トレンドフォロー系のシグナルツールを使えば勝てます。勝てて当然です。この期間だけを切り出せばまさに大勝ちです。勝って当然の相場を動画で見せられてもまったく説得力ありません。
むしろ、レンジ相場でTrend Getterがどれほどの損切りを連発するのか?そのあたりの動画を見せて欲しいですね。
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