Basic FXはたんなる”FX学習教材”
読者様からの検証依頼です。Basic FX(ベーシックFX)です。
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本格的FX学習教材…
本格的FX学習教材、つまりFXを学ぶためのテキストそれがBasic FXです。Basic FX(ベーシックFX)の中身は・・・
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相場理論
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インディケーターの意味・使い方
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トレードルールの構築方法
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実践
という学習フローのようです。PDFで245ページですので、テキスト中心です。販売価格は40,000円です。
FX基礎学習テキストよりもオススメできる無料WEB教材
FXの基礎を学ぶために、あえて高額な情報商材を購入する必要はあるでしょうか?私だったら、BasicFXよりも無料のWEB教材をおすすめすると思います。
BasicFXも内容的に優れているかもしれませんが、無料WEB教材や無料オンラインセミナーも非常に優れています。FXの基礎は無料で学べます。無料でも内容は充実していますし、コストパフォーマンスは計り知れません。
たとえば、FX業者が無料で開催しているセミナー(オンラインも含め)は、非常に内容が濃いです。著明なトレーダーやアナリストを講師に迎え、実戦的な内容を完全無料で学ぶことができます。大手FX業者であれば、大抵、毎月開催しています。例えば、外為どっとコムの今月(2013年4月)のセミナースケジュールをご覧下さい。
オンラインセミナーと、会場セミナーが、2013年4月だけで13回も開催されます。もちろん全て無料です。私が常日頃から相場観を参考にさせていただいている、川合美智子さんのセミナーも4月24日(会場とオンライン)に開催されます。川合美智子さんのブログは、このサイトでも何度も取り上げていますね。
あの6億円トレーダーのGFF氏も、川合美智子さんの相場観を参考にしていました。
インジィケーターの使い方はネットで学べる
Basic FXではインディケーターの意味や使い方を学べるそうですが、それこそネットだけでも十分に学習することができます。以前もご紹介した、外為オンラインが無料で提供している「FX実践チャート術」がイチオシです。
現在(2013年4月4日)、第5回まで公開されていますが、非常に詳しく実戦的な解説です。これを読めば十分です。はっきり言って、有料の書籍と同等か、それ以上の濃い内容となっています。
すべてのテクニカル(インディケーター)を学ぶ必要はありません。自分に合ったテクニカルを見つけ、それを深く追求した方がトレーダーとしての実力(スキル)は、身に付けやすいです。
勝てるようになったトレーダーは、大抵、自分の得意な(好きな)テクニカルを1つか2つ、持っています。RSIであったり、GMMAであったり、一目均衡であったり、何でも良いと思います。これは!と思えるテクニカルを見つけ、そして深く研究してみて下さい。
プロの相場観を参考にするにはブログが一番
相場理論や相場観を学ぶには、プロのトレーダー、アナリストのブログを定期的に読むことをお薦めします。トレーダーもアナリストもピンキリですので、まずは、自分の好きな人を探すことです。文章が読みやすかったり、共感できそうな人でOKです。そして、決めたら定期的に読み続けることです。定期的に(毎日or毎週)読むことで、世界的な為替の動き(国際経済、国際政治の動向)が、少しずつわかってきます。
誰のブログを読んで良いかわからない方は、とりあえず、川合美智子さんのブログをお薦めします。
川合さんのブログは、世界経済動向よりも為替(レート)の動きに特化した内容になっていますので、より実戦的です。
複数のアナリストを比較してみたい方は、外為オンラインの外為LAB.(外為ラボ)がお薦めです。
8人のアナリスト(トレーダー)の相場観を無料で読むことができます。
FXの基礎は無料で学べる
いかがですか?無料で、これだけのものを学べるわけです。探せばもっとあります。FXの基礎(基本)は無料で学ぶことができるのです。もしくは1000円程度の書籍で十分です。
FX商材の存在価値とは?
では、FX商材の存在価値はないのか?いえ、あります。私が考えるFX商材の存在価値は、以下の通りです。過去の記事から引用します。
FX商材がなぜ、高額なのか?あなたは考えたことがありますか?書籍の販売価格と比較しても、10倍以上もします。流通コストも不要のFX商材が高額である理由は、書籍では手に入らないオリジナルコンテンツだからですよね?
FX商材は、統計的に優位性のあるロジック(手法・システム)を、第三者が再現できる形で提供してもらうことに存在意義があり、価値があります。その価値に対して私たちは高い対価を支払うわけです。裁量マニュアルも、オリジナルインディケーターも、EA(自動売買システム)も、すべて同じです。
その手法・システムに、統計的な優位性がなければ単なるゴミです。仮に優位性があっても、第三者が再現できなければ、同様にゴミでしかありません。
優位性があるかどうかを、販売者は事前に販売ページなどで明確に提示をすべきです。事前に中身を確認できないFX商材であるからこそ、これは販売者の義務でしょう。
FX情報商材とはこうあるべきです。だから書籍に比べて高額なのです。