「FXの自動売買システムで必ず儲けがでるよ!」 ←これwwwww
SNS上でFX自動売買システム詐欺が懲りずに横行していますね。そして多くの情報弱者が大切なお金を奪われ続けています。詐欺師の手口は次の通り。
「おめでとうございます!FXの自動売買システムのモニターに当選しました!」
「FXの自動売買システムで必ず儲けがでます!」
「あなたは何もしなくてOK!」
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実際は、FX取引などしていなかった(←架空)
これです。昔からあるFX投資詐欺の手口であり、決して目新しくはありません。つまり、被害者も、ダマサれるべくして騙されたといえます。
集めたお金を仮想通貨に換金して、再び現金化
大金を集めた詐欺グループの次のステップは資金洗浄(マネーロンダリング)浄です。
よく使われる手口は仮想通貨に換金してから再び現金化するというもの。とはいえ、今どき仮想通貨に換金→現金化という手口は、よっぽど巧みに行わない限り(ダークウェブなど使わない限り)、容易にバレます。マネロンの手口はり巧妙に行われるように進化しています。
投資詐欺グループによる資金洗浄の手口は、かつて暴力団が好んでやっていたマネーロンダリングに酷似しています。
仮想通貨 指定暴力団、300億円洗浄 仲介役証言
一部の指定暴力団が仮想通貨の取引を利用し、犯罪収益のマネーロンダリング(資金洗浄)を進めている疑いがある。海外にある複数の交換所を介し、所有者が特定されない仮想通貨に換金する手法で、2016年から計約300億円を洗浄したと、仲介役の中国人男性が証言した。仮想通貨に対する海外の規制の緩さが、マネロンを可能にしている。
仮想通貨を使ったマネーロンダリングの仕組みを解説するよ
参考までに、暴力団による仮想通貨を利用したマネロンの手口をざっくりと解説します。
まず、足のつきにくい実行役(在日中国人グループ)を使って、日本国内の仮想通貨交換所で洗浄資金を仮想通貨に交換します。それらの仮想通貨を海外の仮想通貨交換所で、マイナーで匿名性の高い仮想通貨に再び交換。複数の口座を移動させて匿名性を高めつつ現金に戻して出金し、海外から日本国内へ現金を送金して完了です。
かなり手の込んだことをやっていることがわかりますね。感心します。ここまで巧妙に行われると、警察当局による摘発は困難を極めます。
あなたが騙されて失ったお金は、世界を巡って洗濯(マネーロンダリング)されているのです。詐欺師が捕まってもあなたのお金が戻ってこない理由は、こうした巧みなマネロンにあるのですね。