日本人が「パチンコ屋を潰せ!」と大規模デモを起こすべき2つの理由
経済大国”日本”のもう一つの顔…「ギャンブル依存症世界一」
日本は言わずとしれたギャンブル大国です。エビデンス(裏付けるデータ)も存在します。
【2024年5月版】優位性の高いFX商材 Best4
日本人は世界一のギャンブル好き
ところで世界最大のギャンブルは何かご存じでしょうか?そうですパチンコですね。パチンコの売上高は、2003年以降毎年減少しています。それでも2010年の売上高は19兆4000億円です。1年で19兆4000億円のお金が動く産業、それがパチンコ業界です。
パチンコの売上高は合法カジノの6倍
19兆円というお金がどれほどすごいか?たとえば、世界最大のカジノ都市であるマカオの年間売上は、335億ドル(1ドル80円換算で、2兆6800億円)、二番手のラスベガスの年間売上は、66億ドル(1ドル80円換算で、5280億円)です。
- パチンコ・・・19兆4000億円
マカオとラスベガスを合計した世界二大カジノの年間売上を大きく上回っています(約6倍)。
- マカオ・・・ 2兆6800億円
- ラスベガス・・・ 5280億円
______________
カジノ合計 3兆2080億円圧倒的ですね。世界最大のギャンブル場が日本に存在するわけです。
馬券の売上も日本が ”世界一”
パチンコだけではありません。日本の公営競馬(JRA)の売上も文字通り世界一です(2011年…2兆3000億円)。世界第二位はアメリカですが、約2兆円です。
- 日本の公営競馬…2兆3000億円(※レースの数は米国の10分の1)
- アメリカ競馬…2兆円
- イギリス競馬…9600億円
日本の人口はアメリカの2分の1程度、かつレースの数はアメリカの10分の1程度なのに、馬券の売り上げはアメリカを超えています。ちなみに競馬発祥の地・イギリスの馬券売上高は、9600億円です。
驚きますね。日本人がこれほどまでにギャンブル好きだとは思いませんでした。これが日本人の国民性なのか、もしくは都市伝説のように意図的に誰かに洗脳されているのか?私にはわかりません。日本人は勤勉であるというイメージが強いと思うのですが、これほどまでに、ギャンブルが好きな国民だったとは、意外です。
この国民性と、バイナリーオプションブームは無関係と言えるのでしょうか?
先進国の中でも飛び抜けて高いギャンブル依存症患者数
ギャンブル依存症疑いは国内で320万人
さらには次のようなデータもあります。
ギャンブル依存症疑い320万人 厚労省推計、諸外国と比べ高く
2017/9/29 19:28
厚生労働省は29日、ギャンブル依存症の実態を把握するため、成人1万人を対象にした2017年度の面接調査の中間結果を公表した。生涯で依存症が疑われる状態になったことのある人は3.6%(前年度比0.9ポイント増)と推計。国勢調査のデータに当てはめると約320万人にのぼる計算になる。
引用:日本経済新聞WEB版
ギャンブル依存症が疑われる人の割合を国別に比較すると…
- 日本…3.6%(ダントツで1位…)
- オランダ…1.9%
- 香港…1.8%
- アメリカ…1.58%
- フランス…1.2%
- スイス…1.1%
- 韓国…0.8%
日本がダントツです(汗)。ギャンブル依存に関するデータは統計のとり方によって様々な数値がありますが、少なくとも先進国の中では飛び抜けて高いのが日本なのです。
日本がギャンブル大国&ギャンブル依存症世界一である理由は「パチンコ屋」の存在にある
世界中に存在するギャンブル機の実に「60%」が日本に集中しているという現実
ギャンブル大国&ギャンブル依存症世界一という嬉しくない称号をいただいた日本ですが、その最大の理由はアレの存在です。そうです、パチンコ屋です。
The World Count of Gaming Machines 2013という白書があります。オーストラリアのゲーム協会がまとめた実情報告書です。
- The World Count of Gaming Machines 2013
この白書に驚くべきデータが掲載されています。なんと、全世界に存在するギャンブル機(パチンコやスロット等)の実に60%が日本に設置されているというのです。
白書から表を引用します。
ギャンブル機の設置数世界一…それが日本です。
ご覧の通り、ダントツで日本が1位です。2位のアメリカに対して実に5倍以上のギャンブル機が日本に設置されています。もちろんこのギャンブル機とはパチンコ台のことです。
驚くのはこれだけではありません。以下の表をご覧ください。
データを取り始めた2002年から2013年(白書発表)まで、「ギャンブル機設置台数」において日本がずーっと世界で第一位です。
こんなデータをなぜ日本が出さないのでしょうか?もはや陰謀すら感じますね。
ギャンブル依存症者が500万人を超えるのもわかります。なぜなら、世界中のギャンブル機の6割が狭いに日本国内に設置されているのですから…
日本人のギャンブル依存症の最大の原因、それがパチンコ屋の存在です。
カジノ解禁?笑わせるな!すでに日本は何年も前から”世界一のカジノ大国”だ
カジノ解禁などと政治家が浮かれている場合ではありません。すでに日本は世界一のカジノ大国なのです。
こうしたネガティブな情報を意図的に隠蔽しているのが、日本のマスコミであり政治家です。広告主として金払いのよいパチンコ業界に忖度(そんたく)するマスゴミ連中、そしてパチンコ業界から巨額の裏金が動くとされる政治の世界。もはや日本は終わっていますね。
ギャンブル依存症者の78%がパチンコ・パチスロにお金を投じているとの調査結果もあります(厚生労働省研究班調べ)。
パチンコ屋の存在が日本のギャンブル依存症者を増やし、その結果、生活困窮者を増やしています。生活困窮者を救うために巨額の税金が投下され続けています。
パチンコ屋が日本から一掃されなければ国内のギャンブル依存症者は今後も増え続け、依存症が原因の生活困窮者も決して減ることはないでしょう。
そろそろ日本国中で「パチンコ屋を潰せ!」とデモが起きてもいい
ギャンブル依存症&生活困窮者を生み出し続ける日本の恥部「パチンコ業界」。そろそろ「日本からパチンコ屋を一掃しろ!」「すべてのパチンコ屋をぶっ潰せ!」と国内で大規模デモが起きてもおかしくないはずです。
でも現代の日本人はマスコミや政治家に骨抜きにされてしまっています。フランスのように民衆が自分たちの力で自由と平等を勝ち取った国とは雲泥の差です。
巧みな情報操作によって日本の恥部である「パチンコ業界」の実態が隠され続け、マスゴミと金満政治家連中によって洗脳され続けた日本人には大規模デモなどできないでしょう。
これが悲しい現実です。
もはやIRを強力に推し進める安倍政権に期待をするしかありません。国内カジノ解禁によって暴れ馬(パチンコ業界)の手綱を取り戻そうとしている政府。それに抗うパチンコ業界。はたしてどちらに軍配が上がるでしょうか?
関連記事: