金価格の暴落が止まらない…
金が暴落し続けています。2013年に入って、すでに25%も暴落しています。2013年7月についで、またも1200ドルを割り込みました。
出典:https://chartpark.com/gold.html
金価格の20年分のチャートを見ても、一方的な上昇トレンドが終焉したことは間違いありません。
出典:https://chartpark.com/gold.html
2011年後半をピークに、あきらかな下降トレンドを形成していますね。
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金(XAUUSD)のEA(自動売買システム)はどうなった?
当サイトでも何度かご紹介した金(XAUUSD)のEAですが、その後どうなったのでしょうか?
- がんばれニッポンゴールド 【検証とレビュー】
- GOLD KOUSUI 【検証とレビュー】
- GOLD KOUSUI (幸水)の公式成績が破綻した
- 「金」が過去30年で最大の下げ幅を記録
- FXKousui Baggioが口座全損
GOLD KOUSUIと、がんばれニッポンゴールドという2つの著名なEAがアリましたが、どちらも販売終了しています。
- GOLDKOUSUI販売ページ(販売終了)
- がんばれニッポンゴールド販売ページ(https://1kfx.com/goldfx/ サイト不明)
がんばれニッポンゴールドの販売ページは、完全に消されています。一般ユーザーで、未だにこれらのEAを使用している人は、さすがに存在しないでしょうね。
金価格の上昇トレンドを前提とした買い戦略オンリーのEAは、さすがにこの下降トレンドで成績を残すことは厳しいでしょう。
Buy when others sell; Sell when others buy.
Buy when others sell; Sell when others buy.
(他人が売るときは買いなさい、他人が買うときは売りなさい)
ウォール街で有名な格言です。日本にも似たような格言がありますね。例えば、「人の行く裏に道あり花の山」など。多くの人は、ブームに乗せられて投資を始めることが多いです。先物投資、FX投資、CDF投資、アベノミクス景気に影響された株式投資など。
そしてこれらのブームは、マスコミによって作り上げられます。テレビ番組や、雑誌、書籍などで、頻繁に投資ブームが取り上げられ、「○○投資をしない人は、時代遅れだ」とでも言わんばかりの勢いです。書店には多くの投資入門書が並び始めます。
金投資も同じでしたね。2010年〜2011年は、まさに金投資がもてはやされた時代です。金価格の暴騰ニュースが、連日のようにマスコミに取り上げられました。毎日、日本のどこかで金の投資セミナーが開催されていました。
そのブームに乗っかった人たちは、上手に売り抜けられたのでしょうか?
ババを掴まされる人々
結局、ブームに乗って投資を始める人は、ババを掴まされることが多いですね。今のアベノミクス相場も株式投資ブームを煽っています。書店に行けば、多くの株投資関連本(新規に発売された本)が並んでいます。
今日(2013年12月24日)、6年ぶりに日経平均が1万6000円台を回復しました。そろそろ危ないかもしれません。ババを掴まされないように、注意が必要です。