EAは【成績】が全て
昨日の記事でORION FXを取り上げ、EAの優位性を証明するデータが不十分であることを記載しました。
EAを提供されるのであれば、最低限でも以下の2つのデータを提示するべきだと考えています。
- バックテストデータ
- フォワードデータ
これらがなければ、EAの何を信用して購入すればよいのか判断ができません。EAは成績が全てです。どんな能書きを並べても、ロジックの緻密さを解説されても、実績が伴わなければただのゴミです。
過去にも、派手な販売ページと、ユーザーを煙に巻くような意味不明のロジック解説がなされたEAが、たくさん存在しました。例えば、こんなEAです。
【2024年5月版】優位性の高いFX商材 Best4
EAを販売するならここまでして欲しい
EAを販売するのであれば、販売者の義務として、バックテストデータ、フォワードデータを提示して欲しいですね。たとえば、FXプログラムトレーディングシステム Intelligent DayTraderというEA商材がありますが、こちらのEAはバックテストデータ及びフォワードデータを提示した上で販売をおこなっており、その姿勢が評価できます。
- FXプログラムトレーディングシステム Intelligent DayTrader販売ページ
※上記EAを特におすすめしているわけではありませんのでご注意下さい。
バックテストデータとしてStrategy Tester Reportを提示し、フォワードデータとしてはmyfxbookを提示しています。
Strategy Tester Reportのテスト期間は、2010年1月4日〜2013年10月30日の、2年10ヶ月。myfxbookは、2013年10月〜現在も継続中。バックテスト期間を経て、そのままフォワードテストを継続中です。ご覧のとおりの、立派な成績です。
これがEA販売者としての正しい姿勢ではないかと思います。
myfxbookへの直リンクがない
とは言っても、問題がないわけではありません。先ほどのIntelligent DayTraderのmyfxbookデータですが、なぜかmyfxbookへの直リンクがありません。直リンクを掲載しない理由は何でしょうか?
myfxbookでは、様々なデータをチェックすることができます。
上図は、クロスファイアFXのmyfxbookのデータです。ご覧のとおり、様々なデータチェックが行われているので、EAの特徴や優位性、ウィークポイントやパワーポイントを分析することが可能です。
EAに自信があれば、できるはず
販売するEAに自信があれば、フォワード成績の公開は難しくないはずです。むしろ、フォワード成績を公開し、その成績が素晴らしければ、売れ行きに拍車がかかるはずです。なぜ、公開しないのか?私には不思議でなりません。
EAが優秀であれば、公開しないメリットが皆無だからです。今後のEA販売者の誠意に期待したいところです。
優秀なEAを選ぶシンプルな方法とは?
もしもあなたが、優れたEAを手にしたいのであれば、フォワードテストを完全公開しているEAを選ぶことです。フォワード成績を完全公開するということは、EAによっぽど自信があるということの裏返しです。
もちろん、優れたEAであっても、相場と噛みあわなければ成績は出ません。それでも、フォワード成績を100%公開しているEAを選ぶべきです。少なくとも、変なEAをつかまされる可能性は減ります。