BOWG会合を受けて解説動画(第2弾)が公開された
バイナリーオプション自主規制を取りまとめている、バイナリーオプションワーキンググループ(BOWG)の会合(第6回目)が、2013年1月30日(水)に開催されたようです。
それを受けて、BOWGの座長でもあるFXトレード・ファイナンシャル副社長による動画解説(第2弾)がユーストリームで放映されました。
第2回目のタイトルは、【第二回】バイナリーオプションの今後の方向性 ~求められる商品性についてです(2013年2月1日公開)。
動画は以下のリンクからご覧頂けます。
- 【第二回】バイナリーオプションの今後の方向性 ~求められる商品性について
ちなみに、第1回目の動画(2013年1月10日公開)は、コチラをご覧下さい。
【2024年5月版】優位性の高いFX商材 Best4
第2回目の動画で解説されたこととは?
今回の動画では、規制により何ができなくなるのか?ということを中心に解説されています。動画のポイントは5つあります。
1.いままでのHigh&Lowは禁止
今までのような購入締切時刻でリアルタイムに権利行使価格が設定されるもの(アットザマネー型)は、完全に禁止になりそうです。今後は、権利行使価格を取引期間の開始前に提示することが、ルール化されることになります。
こうした新ルールに基づいた新Haigh&Low商品を、提供する予定があるそうです。やはり、High&Lowは形を変えて再登場しそうですね。
2.高ペイアウト倍率の上限が設定される可能性
何倍が妥当なのか?については、まだ議論中のようですね。
3.レンジ外における業者総取りは禁止の可能性
GMOクリック証券で採用されていたレンジ外での業者総取りは、完全禁止の可能性が高そうです。
4.売り切れ(完売)システムは禁止の可能性
完売に関しては、完売時の理由を開示することが義務付けられるというルールからさらに踏み込んで、完全に禁止される可能性が高そうです。
5.反対売買(手仕舞い)ルールを採用の可能性
いわゆる権利放棄ですね。これが可能になる商品設計が求められるようです。なお、取引期間については、まだまだ議論中とのことです。
動画をご覧頂くとおわかりのように、全てに「(禁止されることが)推測される」という言葉を使っているため、決定事項ではなくその方向に議論が進みつつある、と捉えるべきでしょう。
まとめると、これまで様々なところで推測されてきたことと内容は大差はありません。若干具体性をともなってきたかな?という感じですね。
次のBOWGの会合はおそらく2月中に開催されるでしょう。その議論を待つほかはありません。