スプレッドコストが高い”土日”にFX取引したいの?
FXトレーダーにとって週末(土日)は休息日です。
為替レートは土日も動いていますが、肝心の取引プラットフォーム(FX証券会社)がクローズしています。なぜなら、日本だけでなく世界中のほぼ全ての金融機関が土日(週末)の営業をおこなっていないからです。インターバンク市場が事実上機能しないため取引ができないのです。
一方、中東(イスラム諸国)では土日は休日扱いではありません(金曜日が休み)。ですので薄商いですが為替取引は行われていて、レートもわずかに動きます。これが中東レート。
中東レートは当然ながらボラティリティが非常に低いため、スプレッドは通常の数倍〜数十倍も高くなります。メジャー通貨ですら20pips前後は当たり前の世界です。
スプレッドコストが極端に高くなる中東レートで取引をしたいという物好きなトレーダーなど、普通いないじゃろ。
それでも中には、「スプレッドが高くても中東レートで取引したいんだ!」というトレーダーもいるかもしれません。
土日もFX取引できる業者が危険な理由
土曜日・日曜日も取引できるFX業者は、探せばいくつかヒットします。FXは相対取引なので、業者側がレートを提供しユーザーが納得すれば取引は成立します。
また、”土日も取引できる”と謳う業者から迷惑メールが届くケースがあります。迷惑メールを送ってくるくらいなので当然SCAM(詐欺業者)です。
さて、土日も取引ができると謳うFX業者ですが、おすすめはしません。万が一これらの業者に送金すれば、トラブルに巻き込まれる可能性は非常に高いです。そもそもボラがなくスプレッドの極めて高い土日に取引させる時点で、業者側のやりたい放題です。どれほどレート操作しようがそれを見極める手立てが私たちにはありません。
負ける可能性の高い市場で、あえて勝負する必要はないのじゃよ。
それでも、FX初心者などは高額なボーナスにつられて入金してしまうのですね。最悪の場合、入金したお金は戻ってくることはないでしょう。
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土日は相場から離れる
週末は相場が休みなのですから、できれば相場から離れて気分転換したほうが良いです。専業トレーダーの多くは切り替えが上手です。
もちろん週末に相場研究・手法のブラッシュアップをするのも良いでしょう。レートは動いていないので、裁量トレード練習君のような検証ツールなどを使ってデモ取引などをするのもスキルアップには良いかも知れませんね。
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