『和也のこれで稼げないならFXやめたら?』からトレーダー和也の言葉をピックアップ
前回に引き続き、トレーダー和也(松田和也)氏の「語り」を紹介します。今回は彼がAmazonで出版している電子書籍『和也のこれで稼げないならFXやめたら?』から引用します。こちらです。
シリーズの中で唯一Kindle Unlimited(無料)で購読できる電子書籍です。その他の本は500円〜800円程度で購入できます。
メンタル編なので、具体的な手法には触れず、主にマインド系の話が中心です。
”ポジポジ病は、単なる下手くそな両替商だ!”
この中に、ポジポジ病に関する興味深い話がでてきます。ポジポジ病とは、短時間で何度もポジションを持ちたくなる人(症状)のことですね。ポジポジ病にかかってしまうと、FXはもはやギャンブルと同じです。
トレーダー和也(松田和也)氏はポジポジ病トレーダーを以下のように喝破します。
こんな奴トレーダーと言わねぇ。商いの下手くそな両替商だ。あるサイトには、誰もが通る道って書いてあったけど、俺は通らなかったぞ。意味(根拠)なくポジション作ることなんて、なかったからだ。
”エントリーを1日1回にしろ。ポジションを作るところをとことん厳選するんだ。”
ポジポジ病トレーダーに対しては、「エントリーは1日1回にしろ」と戒めます。
エントリーを1日1回にしろ。ポジションを作るところを、とことん厳選するんだ。
1日に1回しかエントリーしないと自分でルールを決めるのです。そうすれば、エントリーする箇所をとことん厳選するはずです。いいかげんなポイントでエントリーしてしまえば、もうその日は二度とポジションを建てることができないのです(ルール上)。
ならば、しっかりとチャートを分析し「ここならいける!」という優位性の高いポイントを徹底的に絞って、仕掛けることができるはず。
もしもそれで負けてしまったら?その日はもう終了です。優位性が高いと思ったポイントで勝負して負けたわけです。これは仕方がないと諦める。もちろん反省は必要です。なぜ負けたのか?読みが甘かったのか?どうして逆方向にいったのか?しっかりと敗因を分析し次に活かします。
1日1回しかエントリーできないわけですから、週に5回程度しかエントリーできません。
2週間やって、一度もプラスにならずに損切りしているなら、FXが向いていねぇってことが決定だ。
2週間、つまり10回トレードして全て損切りして終わっているならば、FXに対する適正がないってことです。FXをやめるべきです。
でもプラス(含み益)が出たトレードがあるならば、まだ見込みがあります。ただ単に利確や損切りの仕方が悪かっただけの可能性が高いからです。
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”週に1回だけトレードして年間1600万円を稼ぐことも可能だ。”
たしかに、ポジポジ病克服のためにエントリー回数を1日1回に制限するのは理にかなっています。でもそれではいつまでたってもお金が増やせないのでは?と疑問を持つ人も少なくないでしょうね。
「もっとエントリー回数を増やさないと、全然お金が増えないよ!」
「複利で増やすには、トレード回数がある程度ないと難しいのでは?」
そんな疑問にトレーダー和也(松田和也)氏は以下のようにこたえます。
俺の仲間で、月曜朝から土曜朝までずっとチャートに張り付いて、ユーロドルの15分足を使い、1週間で確実に30pips取る奴がいる。
- 100枚のトレード
- 1週間で1トレード:30万円の利益
- 4週で120万円の利益
- 1年間(52週)で1560万円の利益
そいつがポジション取る回数は週に1回。月に4回。年に52回。52回なんて1週間でやらかす奴もいるだろうな。
週1回、月に4回のトレードで年間1560万円の利益を叩き出すというツワモノがいるというのです。
ポジションをやたらめったら建てなくても、十分に利益は出せるわけです。まあ100枚なのでそれなりの資金量は求められますが、トレードスタイルとしては理想的ですよね。
”1000通貨取引で専業トレーダーになった奴はいない”
トレーダー和也(松田和也)氏は、枚数についてはこう語ります。
1000通貨で専業トレーダーになった奴はいない。
つまり、相応の枚数を張っていく度胸がないと、FXで成功しないということ。できるできないは置いておいて、非常に正鵠を得た意見です。