上杉式 30days Training Programが推奨するブローカー
上杉式 30days Training Programという商材についてのお問い合わせを頂きました。
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確認してみると、Millionaire option(ミリオネアオプション)というバイナリーオプションに最適化された商材のようですね。Millionaire option(ミリオネアオプション)は、シンガポールに拠点を置くGallardo Design Company Limited(ガヤルド デザイン カンパニー リミテッド)が提供するHigh&Lowです。※登記簿上は西インド諸島(セントクリストファー・ネイビス連邦)に会社があります。
この会社ですが、今年(2014年)の3月に、関東財務局から名指しで警告された会社です。
出典:https://kantou.mof.go.jp/rizai/pagekthp032000177.html
前回の記事でも書きましたが、海外無登録ブローカーでのトラブルが急増していて、金融庁や関東財務局がやっきになって警鐘を鳴らしています。
国民生活センターも図解入りで、トラブルを解説しています。
出典:国民生活センターWEBサイト
Millionaire optionは、モグリ(無免許)ブローカー
Gallardo Design Company Limited(ガヤルド デザイン カンパニー リミテッド)の会社概要を確認しましたが、免許登録の記載がありません。世界中のどこにも登録されていない、いわゆるモグリブローカーです。金融免許(ライセンス)を持っていない業者です。顧客の資金の保管方法についての記載もないため、恐らく信託保全などしていないのでしょう。外部監査に関する記載も見当たりません。
トラブルがあれば、ほぼ100%資金が消えてしまう可能性を示唆しています。せめて、海外ブローカーを利用するのであれば、金融ライセンスを持ち、信託保全(分割管理)を実施している業者を選ぶべきです。分割管理すらしていない業者とは、つまり自身(会社)のお金と顧客のお金を一つの口座に入れているようなものです。そんな会社(というかブローカー)、信用してお金を預けられますか?
どこの馬の骨かわからないようなブローカーに、大切な資金を送金する人の気がしれません。身内にそんな人間がいたら、全力で阻止します。
リスクをコントロールできていますか?
本当に不思議でならないのですが、どうしてコントロールが難しい(不可能な)リスクを進んで取ろうとするのでしょうか?海外ブローカーを利用することは、自分のコントロール外にリスクを置くことと同じです。なぜそんなことが平気でできるのか、私には理解できません。そんな人は、投資に不向きなのでは?と思ってしまいます。
投資にはリスクがつきものです。リスクを取ってリターンを得る、それが投資の本質です。リスクを取ることは大切なのですが、その場合、自身で極力コントロールできるようにリスクを支配下に置くべきです。リスクを支配下に置くからこそ、万が一のときにも慌てず、顕在化したリスクを受け入れることができます。
損切りに代表される資金管理は、その最たるものですね。コントロール下にない資金管理は、大抵、破綻します。もちろん、破綻リスクを受け入れる覚悟をお持ちでしたら、何も言いません。
無免許・無登録・信託保全していない海外FXブローカーに口座開設し、大切な資金を送金し運用することは、リスクコントロール不能である、ということです。万が一、その業者が資金を持ち逃げ(あるいはそれに準ずる行為)をしたら、ほぼ取り返せません。その事実を受け入れる用意があるのでしょうか?
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