バイナリーオプションの危険性

バイナリーオプションの危険性

バイナリーオプションの危険性

バイナリーオプションの本質は”ギャンブル”だ

日本国内でバイナリーオプションが急速に拡大しています。取扱ブローカーは増え、バイナリーオプションの情報商材も毎日のようにリリースされます。

このサイトでは幾度となく”バイナリーオプションの本質はギャンブルである”とお伝えしてきました。純粋にギャンブル(娯楽・ゲーム)として楽しんでいるであれば、問題ないと思います。ところが、バイナリーオプションを「投資」と捉えて大切な資金を投じているユーザーも少なくないようです。

昨日の記事はかなりの反響がありました。バイナリーオプションの本質(リスク)について、日頃私が考えていることを書いてみたのですが、多くの方から「とてもわかりやすかった」「理解できた」という感想を頂きました。そこで今回はもう少しバイナリーオプションについて別の面から、掘り下げてみたいと思います。

 

FX業界の起死回生「バイナリーオプション」

FX業界は、昨今のレバレッジ規制によって取扱高の大幅減を危惧しました。企業としての存続を左右するほどの危機です。実際に多くのブローカーが淘汰されましたね。

FX業界を再び盛り上げるために作り出されたのが、今回のバイナリーオプションブームです。このブームの仕掛けは成功しつつあるといえます。現在、FX業界全体でバイナリーオプションをプッシュしており、それらを後押しするような口座開設アフィリエイトサイトも増え、ユーザーの誤解を招くような記事もたくさん増えてきています。

これほどバイナリーオプションがブームになるとは、正直思っていませんでした。しかし色々と調べてみると、バイナリーオプションのブームは、日本人の国民性を考えれば必然だったのではないか?と思えるようになりました。

日本人は世界一のギャンブル好き

ところで世界最大のギャンブルは何かご存じでしょうか?そうですパチンコですね。パチンコの売上高は、2003年以降毎年減少しています。それでも2010年の売上高は19兆4000億円です。1年で19兆4000億円のお金が動く業界、それがパチンコ業界です。

パチンコ遊技人口推移

パチンコ遊技人口推移

パチンコの売上高は合法カジノの6倍

19兆円というお金がどれほどすごいか?たとえば、世界最大のカジノ都市であるマカオの年間売上は、335億ドル(1ドル80円換算で、2兆6800億円)、二番手のラスベガスの年間売上は、66億ドル(1ドル80円換算で、5280億円)です。

  • パチンコ・・・19兆4000億円

マカオとラスベガスを合計した世界二大カジノの年間売上を大きく上回っています(約6倍)。

  • マカオ・・・  2兆6800億円
  • ラスベガス・・・ 5280億円
    ______________
    カジノ合計   3兆2080億円

圧倒的ですね。世界最大のギャンブル場が日本に存在するわけです。

馬券の売上も日本が ”世界一”

パチンコだけではありません。日本の公営競馬(JRA)の売上も文字通り世界一です(2011年…2兆3000億円)。世界第二位はアメリカですが、約2兆円です。

  • 日本の公営競馬…2兆3000億円(※レースの数は米国の10分の1)
  • アメリカ競馬…2兆円
  • イギリス競馬…9600億円

日本の人口はアメリカの2分の1程度、かつレースの数はアメリカの10分の1程度なのに、馬券の売り上げはアメリカを超えています。ちなみに競馬発祥の地・イギリスの馬券売上高は、9600億円です。

驚きますね。日本人がこれほどまでにギャンブル好きだとは思いませんでした。これが日本人の国民性なのか、もしくは都市伝説のように意図的に誰かに洗脳されているのか?私にはわかりません。日本人は勤勉であるというイメージが強いと思うのですが、これほどまでに、ギャンブルが好きな国民だったとは、意外です。

この国民性と、バイナリーオプションブームは無関係と言えるのでしょうか?

パチンコの中毒性について

パチンコやスロットを一度もやったことのない人にとっては、パチンコにハマる人の心理は理解できないでしょう。

「なにが面白いの?」
「時間の無駄!」
「理解できない!」

しかしパチンコをやってみれば、パチンコにハマる人の感覚がわかります。私も学生時代にパチンコをしていたので少しは理解できます。今はやりません。

パチンコの面白さは大きく2つあります。

  1. 当たりを引くことで得られるお金
  2. 非日常的な興奮

1つは、当然「お金」です。パチンコは玉を買って、それを打ち込むことで当たりを引くゲームです。当たりの確率は台によっても違いますが、ざっくり1/300くらいです。つまり300回転させて1回当たるかどうか?という感じです。

当たりを引くまでに、1万円~1万5000円くらい投入します。当たりがでれば、1500~1800発の玉が出てきます。(このあたりはざっくりです。台によっても異なります。)1玉4円(等価交換)とすれば、6000円~位が戻ってきます。

さらに確率変動(確変)を引くと当たりの確率が10倍になります。確変が続けば(連チャン)一気に数万円にまで膨れあがります。連チャンを引けば、5万円~8万円は戻ってきます。

大勝ちしたときの記憶というものは、なかなか忘れられません。今まで負け続けていても、一度の大勝ちで気分が良くなります。

脳内麻薬(アドレナリン)が駆けめぐる興奮

それから、連チャンを引いたときの興奮は凄いです。まさにアドレナリンが体中を駆けめぐる感じです。パチンコ台の演出(液晶画面の動画や、音、光など)も、非常に凝っていて興奮を盛り上げます。

当たれば当然周りのお客から注目されます。場内でもアナウンスされます。これもすごく気分が良いものです。まさに劇場型ギャンブルと言えます。この感覚は、なかなか日常では味わうことができません。この非日常的な興奮を味わいたいためにパチンコをすると言う人も少なくないと思います。これが私の考えるもう一つのパチンコの面白さです。

「当たりによる大金」と「非日常的な興奮」、この2つがパチンコ中毒になる主な原因だと考えています。

最近はお金よりも興奮 (非日常感)

最近では4パチが減ってきて、1パチや0.5パチが増えてきています。4パチとは1玉4円ということです。1000円で250玉買えます。1パチであれば、1000円で1000玉買えます。つまり、換金率が下がっていることを意味します。遊ぶお金も少なくて済みますが、換金される(戻される)お金も少ないということです。勝っても昔ほど大金が手に入らなくなっているわけです。

パチンコ業界全体の売上高が下がっている原因は、4パチの減少によるものです。実際のところ、売上高は毎年減少していますが、遊技人口は、実はほぼ横ばいです(年間1600~1700万人)。

最近のパチンコは大金は手にできないけど、少ないお金で遊べてかつ「非日常的な興奮」が手に入れられるギャンブルとなったわけです。そして「非日常的な興奮」を増大させるために、パチンコ台の演出(液晶画面の派手さ、音響、光など)は、より派手に豪華になっていく傾向にあります。

バイナリーオプションとパチンコの共通点

これってバイナリーオプションに似ていませんか?FXと比較してみるとわかります。バイナリーオプションは少額で遊べて、勝てば2倍程度の返金率(1.7~1.9倍)です(それほど大きくはありません)。しかし、当たった(勝った)ときの興奮はあります。

パチンコにハマる人の属性と、バイナリーオプションにハマる人の属性は、極めて似ているのではないでしょうか。非日常的な興奮に飢えている人や思考停止している人、他人の影響を受けやすい人、などがハマりやすい人ではないかと思います。そして、ギャンブル好き(?)という日本人の国民性。

どちらも勝ち続けることが難しいゲーム

24時間自宅で手軽に少額で遊べるギャンブル…それがバイナリーオプションです。バイナリーオプションは、短時間で相場のノイズを当てるゲームです。普通に考えれば勝ち続けることが難しいゲームです。

パチンコも、しっかりと収支表をつければ、勝ち続けることが難しことなどすぐにわかります。しかし、パチンコの収支表などをつける人など、ほとんどいないでしょう。もちろん、娯楽としてゲームとして遊ぶことは全く問題ないと思います。

パチンコとBO「本質はどちらも同じ」

パチンコをやらない人でも、バイナリーオプションはやっている、という人も多いと思います。パチンコのことはバカにしても、バイナリーオプションは投資だから・・・みたいな感覚なのでしょうか?私からすれば、バイナリーオプションもパチンコと本質は同じです。「投資」というオブラートに包まれていますが、パチンコと同等もしくはそれ以上に射幸心を煽り中毒性が高いゲーム(ギャンブル)です。

それがわかっていて遊びとして楽しむのであれば、全然問題ないと思います。しかし、バイナリーオプションを投資として捉えている人は、注意した方がよいでしょう。パチンコを投資として取り組むことが難しいことと同様に、バイナリーオプションも投資として行うことは、非常に難しいのです。

相場ノイズ当てゲーム=バイナリーオプション

先日の記事でも書きましたが、バイナリーオプションは相場のノイズを当てるゲーム(ギャンブル)です。しかも、50%を超える確率でノイズを当てなければ勝ち続けられません。これがどれほど難しいことか、理解していない人が多いように感じます。

勝負がつくまでのタイムスパンが短く、短時間で仕掛けて相場のノイズを予測するゲーム。しかもテラ銭(手数料)を取られるために、絶対的に50%を超える勝率が求められるゲーム。それがバイナリーオプションです。

コイントスや半丁博打のようにルールが単純であるため、戦略や戦術を持ち込みにくいゲームです。もはや投資と呼ぶよりもギャンブルと呼んだ方がしっくり来ませんか?

バイナリーオプションは、純粋にゲーム(ギャンブル)として楽しみましょう。バイナリーオプションの情報商材も、それらのゲームを盛り上げるためのツールと考えて、購入することをお勧めします。

 

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