まず生き残れ。 儲けるのはそれからだ。byジョージ・ソロス

   2015/01/14

投資で生き残るには?

勝てる方法よりも、負けない方法を学ぶべき

毎日のようにブログ読者様から様々なご質問を頂くのですが、一番多いご質問は「どうしたら勝てるようになりますか?」というものです。

質問者は、あまり深く考えずにこの質問をしていると思いますが、この時点で、私は(この人は投資に向いてないかもしれない・・・)と感じます。

「どうしたら勝てるようになるのか?」よりも、「どうしたら負けないようになるのか?」と質問するべきです。

これは勝率を上げるという意味とは少し異なります。極力、トレードで資産を減らさないということを意味しています。

「資産を減らさないこと = 負けないようになること」です。勝つようになる前に、資産を減らさないことを重要視するべきです。

投資におけるウソ

投資の世界においては、あたりまえのような「ウソ」がはびこっています。それは、

「今、勝っている投資家は、皆、過去に大きな負けを経験している。」
「投資で資産を失ってしまい、そこから再出発してようやく勝てるようになった」

などです。もちろん中にはそのような強者もいるでしょう。しかし、投資において退場は、「永久退場」を意味します。

一度退場すると(資産のほとんどを失うと)、再チャレンジは非常に困難です。つまり、退場を余儀なくされるほどの負けをしては「いけない」のです。

勝つことを考える前に、資産を減らさない方法を身に付けるべきです。その上で、勝てる方法を探すべきです。

多くの人は、いきなり勝つ方法を学ぼうとします。しかし、最初に学ぶべきは「負けない方法=資産を減らさない方法」です。

負けない方法とは?

負けない方法=資産を減らさない方法とは何か?それは「正しい資金管理」を学ぶということです。

資金管理は、優位性のある手法と同じか、それ以上に重要な要素です。しかし大半の人(勝てない人)は、資金管理を学ぼうとしません。

勝てる方法(聖杯)を手に入れようとして、FX商材などを買い漁ります。そんな方は投資に向いていないので、今すぐ投資を止めた方が良いです。

一例ですが、投資を始めるつもりでいきなりバイナリーオプション商材を買ってしまうような初心者は、投資に不向きです(資質がありません)。

FX商材では資金管理は学べない

資金管理の重要性は、語り尽くせません。残念ながら、FX商材で資金管理を学ぶことは非常に難しいです。資金管理をメインにした商材が存在しないからです。

なぜ存在しないのか?理由は明確です。「資金管理マニュアル」では、売れない(ニーズがない)からです。地味すぎるんでしょうね。

「1年で10倍にした!すごい手法!」
「3万円が6,000万円に!」
「シグナルに従うだけで、簡単に勝てる!」

こんな煽り文句で飾られた価値の低い商材の方が、売れてしまうんですね。とても残念なことです。

”資金管理”は、書籍とトレードの過程で学ぶしかない

資金管理には、様々な手法があります。また、トレーダーによっても違います。大切なことは「いかに資金を減らさないか?」というこの一点です。

資金を大きく減らさなければ、何度でもチャレンジができます。初心者の方や勝てないトレーダーは、まずこの資金管理を徹底して学ぶべきでしょう。

資金管理に関しては、ニーズがあれば、また改めて記事を書いてみたいと思います。

最後に、資金管理に関連する投資家の格言をご紹介します。

私の実践的スキルを要約せよ、と求められたなら、ただひとこと「サバイバル」と答えるだろう。

まず生き残れ。儲けるのはそれからだ。

ジョージ・ソロス

最も重要なのは、資金管理、資金管理、資金管理。

成功した人は誰でも同じことを言うはずだ。

マーティ・シュワルツ

くどいようだが、マネー・マネジメント(資金管理)に関しては可能な限り学ぶべきである。

ラリー・ウィリアムズ

FX商材の本来あるべき「姿」とは?

基礎をしっかりと学んだ方が、自分に合った手法を手に入れる、あるいは、自分の投資手法をブラッシュアップするためにFX商材の購入を検討するべきです。

FX商材のあるべき姿とは、確率論的に優位性の明確な手法を、再現性のある形で提供してもらうということです。そこに数万円を支払う価値があると考えています。

優位性のないFX商材に価値はありません。

勝てない人ほど、「売れているから」「ランキング上位だから」「安いから」「高いから」「多くの人が評価しているから」などの理由で、商材を選びます。

FX商材は、別の視点から購入検討するべきです。

「解説されている手法に優位性は存在するのか?」
「どのような優位性なのか?データはあるのか?」
「自分の投資スキルの向上につながるのか?」
「自分の手法に足りない部分を補うことは可能か?」
「再現性はあるのか?」

特に重要なのは、「確率論的に、優位性(エッジ)があると実証されている手法を学べるかどうか?」という点です。この点がしっかりと販売ページで、解説されているか?その内容と価格のバランスは適切か?この点を見極めできなければ、あなたにとって価値の低い商材を買ってしまうことになります。

投資商材を購入検討するところから、すでに投資は始まっているのです。

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