ニューロFXは未来のレートを予測する?
ニューロFXは、メタトレーダーに設定して使用する半裁量ツールです。
ニューロFXは、未来のレートを予測してくれるそうです。最短で5分後のレートから、最長で12時間先までの予測を行うことができるそうです。
なんだか凄そうなツールです。
ニューロFX予測の仕組みは?
未来のレートを予測するニューロFXですが、その仕組みは、過去のレートが織りなす曲線(関数)と、同様(近似値)の曲線が出現したときに、その後の過去の動きを参考に未来の動きを予測する、というものです。
つまり、過去の値動きから未来のチャート形状を自動的に予測するツール、ということですね。
ニューロFXでは、過去の無数にあるデータを使って未来の値動きを判断します。
無数の終値データがあり、時間軸上でならべた時、それらを全て通る(限りなく近づく)関数というものが必ず存在します。ニューロFXは過去の実際値に最も適合する関数を自動的に計算し、これからどのような動きをするかを予測します。
・・・これって、どこかで見たことありませんか?
もっと高機能なものが無料で使えます
ニューロFXのロジックは、セントラル短資FXが無料で提供している「みらいチャート」と似てますね。「みらいチャート」は、セントラル短資FXに口座を開設すれば、誰でも無料で利用できます。
みらいチャートも、過去の値動き(レート曲線)から未来のレートの動き(傾向)を予測するツールです。しかも、「売り」「買い」「中立」の3つのシグナルを出してくれます。
ちょっと拡大してみます。
過去のチャートデータから、一致率の高い順に、3つの予測をしてくれます。
さらに、どのようなレートの動きをしたか、そのチャート形状も描写してくれます。そして、その予測をベースに、売買の傾向を3つのシグナル、「売り」「買い」「中立」の中から選択して表示してくれます。
機能だけ見れば、ニューロFXと同等かそれ以上の機能を備えているように見えますね。まさに、至れり尽くせりです。
他にもありますよ。
ぱっと見テクニカルも無料で使えます
FXプライムが提供する「ぱっと見テクニカル」も、ニューロFXと似たロジックを採用しています。ぱっと見テクニカルも、FXプライムに口座開設すれば無料で利用できます。
ぱっと見テクニカルのチャートは、こんな感じです。
チャート上の、「クリックして値動きを予測する」というボタンをクリックすると・・・
過去のチャートから、似たようなチャート(レート曲線)を探し出してきて一致率を算出し、未来のレートの動きを推測して描写してくれるツールです。
上記のチャートの場合、過去チャートとの一致率は、97%です。
しかも、過去12年分のチャートパターンから、類似チャートを瞬時に検出してくれます。「みらいチャート」に負けないくらいの高機能ですね。
「みらいチャート」も「ぱっと見テクニカル」も、口座を開設すれば無料で使えます。
これだけの高機能ツールでも優位性はない
ご覧の通り、みらいチャートもぱっと見テクニカルも、非常に高機能なツールです。しかも無料で使えます。現在のチャートパターンと似ている過去のチャートパターン(データ)を、瞬時に検出して表示させ、未来のレートの動きを予測するツールです。
なんだか、勝てそうに思えますが、そんなに簡単な話ではありません。当たるときもあればはずれるときもある、というツールです。これらのツールで長期的に勝てるようであれば、まさに聖杯ですね。相場はそんなに簡単ではないようです。
たしかに、傾向はある程度存在するかもしれませんが、単純にパターンのみで未来を予測するのは、やはり難しいということです。
たとえ、チャートパターンが同じだとしても、過去の相場背景と現在の相場背景は異なるからでしょうね。もっと、様々なパターン時間帯などを精査して詳細に分析すれば、優位性は見いだせるかもしれません。
ローソク足数本で予測する方が優位性があるのでは?
私はむしろ、今回のようなローソク足数十本も使ったパターン検出よりも、数本で構成されるパターン検出の方が、優位性はあると感じます。
数本で構成されるパターンとは、いわゆる酒田五法などに代表される、チャートパターンです。ダブルトップやダブルボトム、三川、三空、三兵、三法、ヘッドアンドショルダーなどですね。
特に酒田五法などは、マーケットを選ばず、あらゆる投資商品(株式、先物、FXなど)に応用できます。相場に参加する投資家の心理が、数本のローソク足に凝縮されているからこそ、投資対象を選ばず応用できるのだと思っています。
ニューロFXが気になる方はまずは無料ツールから
話が逸れましたが、ニューロFXが気になるようでしたら、まずは無料で使える「みらいチャート」や「ぱっと見テクニカル」を使ってみてはいかがでしょうか。
使い勝手は違いますが、ロジックのベースになっているものはどれも似ています。
これらのツールだけで勝てるほど、相場は甘くないと思います。むしろ、かえって迷いが生じてしまう恐れもありますので、慎重に使った方が良いと思います。
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