SnakeFX 【検証とレビュー】

SnakeFXの実績は今のところ不明

SnakeFXは6月19日に登録されたEA(自動売買)システムです。EURUSD専用のEAですね。マーケットオープンとクローズ時間をターゲットとした、トレンドフォロー型のEAです。

販売して間もないEAを購入する場合は注意が必要です。何故なら実績が不明だからです。もちろんバックテストデータはありますが、それはあくまで過去のデータです。肝心なことは、未来も優秀な成績が残せるかどうか?です。

毎日24時間のEAライブ中継など誰も見たくない

SnakeFXは、毎日24時間ライブ中継をしていると解説していますが、EAのライブ中継はあまり意味が無いような気がします。

GFF氏のように、裁量トレードを生中継するのであれば、まだその意味がわかりますし、意義があると思います。しかし、EA(自動売買)のライブ中継は、見ていても面白みがありません。しかもSnakeFXは、マーケットオープンとクローズ時に稼働するEAです。トレード回数は、

一日1~2回、多い日は3回、シグナルが発生しなければトレードしない日もあります。

1日に1~2回しかトレードしないEAを、24時間ライブ中継する意味ってなんでしょうか?中継を見ていてもほとんどポジションの変化がないんですよ。誰が見たいのでしょうか?

全てのEA販売会社はmyfxbookでフォワード成績を公開して欲しい

ライブ配信をするよりも、myfxbookでフォワード成績を掲載したほうが、よっぽどユーザーのためになると思います。

myfxbookは、FX専用のコミュニティ型オンライン自動分析ツールです。メタトレーダーの口座を登録することで、EA等の取引データを逐一集積・グラフ化することができます。 しかも、一般公開すればだれでも閲覧可能です。

下の画像は、myfxbookのサンプル画面です。

myfxbookサンプル

可動しているEAをmyfxbookに登録してデータを一般公開すれば、誰でもそのEAの運用推移(実績)を一目で把握できます。myfxbookには様々なデータが掲載されていますので、EAの優位性であったり特徴(EAの強み、ウィークポイントなど)を、見極めることが可能になります。

たとえば、このサイトでも検証済みのFX奥義「極(きわめ)」ですが、myfxbookでフォワード成績を掲載していました。EA販売会社としての姿勢は評価できますね。

しかしながら4月13日に大きなドローダウンを起こして、その時点で検証が終了しています。

こんな簡単なことを、どうしてEA販売会社はやらないのでしょうか?FX奥義「極」EAのように、成績不振がユーザーの目に触れることが、怖いのでしょうか?

バックテストを”実績”と記載する愚かな販売者

SnakeFXの販売ページには「実績」ということばが、たくさん出てきます。というよりも、何故か、実績データ”しかありません。

まずは、その実績をご覧いただきたいと思います。

(中略)

ではでは、そろそろ実績をご覧下さい。

(中略)

ノーマルセッティング時の実績…

(中略)

ハイリターンセッティング時の実績…

(中略)

ローリスクセッティング時の実績…

(中略)

単利運用時の実績…

実績、実績と何度も連呼してますが、これってバックテストですよね?バックテスト結果をどうして「実績」と記載するのですか?一般的な解釈として「実績」とはリアルに運用した成績=フォワード成績、と考えるのが普通です。

もちろんEAに精通している人や、EAを運用したことがある人が見れば、SnakeFX販売ページに掲載されているデータが実績(フォワード)ではなく、単なるバックテスト結果であるとわかります。

しかし、EA初心者や未経験者はどうでしょうか?恐らく”実績”と書かれれば、リアルに運用した結果だと勘違いしてしまうのではないでしょうか?しかも、損益金額(1ドル=80円で計算)まで掲載しています。

ノーマルでは、

  • 2009年実績 1,743,949円
  • 2010年実績 2,978,480円
  • 2011年実績 4,677,946円
  • 2012年実績 1,542,103円

ハイリターンでは、

  • 2009年実績 2,668,094円
  • 2010年実績 5,844,257円
  • 2011年 実績13,453,028円
  • 2012年実績 3,688,005円

ローリスクでは、

  • 2009年実績 1,048,702円
  • 2010年実績 2,198,574円
  • 2011年実績   1,731,711円
  • 2012年実績    492,133円

これらも単なるバックテストの結果、というよりは机上の数字に過ぎません。それを”実績”として金額まで掲載する販売者の姿勢に疑問を感じます。意図的にミスリードをしようとしていて悪意すら感じますね。

実績も本物、バックテストも本物です。

SnakeFXの販売ページにおいて、バックテストという言葉が出てくるのは、この部分たった1箇所のみです。しかし、SnakeFXの”バックテスト”のデータらしきものは、どこにも掲載されていません。

私の考えるEAバックテストデータとは、メタトレーダーのStrategy Tester Reportです。”バックテストデータ”は、どこにも掲載されていないのに、「バックテストも本物です」とは、どこまでも厚顔無恥ですね。

販売ページで確認できるデータは、販売者が”実績”と呼ぶデータだけです。

別に、私が重箱の隅をつつくような、言葉尻を取り上げるようなことをしているわけではありません。これは、ユーザーをミスリードさせないためにも、非常に重要なことだと考えています。

実績とバックテストは明確に分けるべき

一般的に考えれば、実績とはフォワードデータのことです。EAにおいてはバックテストとフォワード実績は、明確にわけて考える必要があります。それくらいのこと、EA販売者であれば、十分すぎるほど判っているはずです。

バックテストがどれだけ成績が良くても、実績が伴わないEAは腐るほど販売されてきました。

だからこそ、販売ページに掲載されているデータが、バックテストデータなのか、それともフォワードデータ(実績)なのか、明確に提示する必要があるわけです。

すべてのデータを”実績”と表現すれば、ユーザーに誤解を与えかねません。ユーザーを意図的にミスリードしようとしていると思われても仕方がありません。

まともな販売者ならばSnakeFXの販売ページを今すぐ修正すべき

SnakeFXは、バックテストデータを、”実績”と称して掲載しています。実績ではなく、単なるバックテストデータとして掲載しているのであれば、ユーザーに誤解を与えないように、販売ページを修正するべきです。

バックテストデータは、メタトレーダーのStrategy Tester Reportで提示し、フォワードデータは、myfxbookデータで提示するのが常識です。

フォワード成績(実績)とバックテストデータを、明確に分けていないEA販売ページを私達はどうやって信頼すれば良いのでしょうか?

Strategy Tester Reportも、myfxbookデータも掲載されていないEAのポテンシャルを、私達はどうやって判断すればよいのでしょうか?

フォワード成績がほとんどないEAを検討するときは細心の注意が必要

記事の最初に書いたように、販売して間もないEA(2012年6月19日登録)は、販売開始後のフォワードデータがほとんど存在しません。つまり、本当の意味での実績がほとんどないということです。

あるのはバックテストデータのみです。しかもバックテストデータはカーブフィッティングしている可能性もあります。バックテストは参考程度にしかなりません。

実績のないEAを買うことは、非常にリスキーな行為です。SnakeFXが気になる方は、少なくとも3ヶ月~半年、できれば1年位はフォワード実績を見てからでも遅くはないと思いますよ。

その時に実績がしっかりと出てきてから、購入検討すればよいのではないでしょうか。

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