
あの「note」でいよいよ投資系情報商材が販売され始めた…
実はnoteでの”情報商材販売”はOKだって知ってた?
noteといえば、テキストや画像などを手軽に投稿できるプラットフォームとして2014年にリリースされたサービスです。誰もが自分のコンテンツを販売することができるサービスとして一気に浸透しました。
そのnoteでFXやビットコイン投資系の情報商材が販売されているのをご存知ですか?例えばこれ。
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- ビットコインFXで勝率90%超えのエリオット波動の使い方(3,500円)
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その他にも多数あります。
あれ?noteは情報商材系は販売禁止だったのでは?といぶかしがる方もいると思います。実際にnoteの利用規約には次の記載があります。
8.禁止事項
以下に該当するデジタルコンテンツの掲載は禁止します。
(中略)
マルチ商法等、POCが読者に不利益をもたらすと判断する情報商材。
厳密に言えば、「マルチ商法等、POCが読者に不利益をもたらすと判断する情報商材」が禁止されているのです。noteを運営するピースオブケイクのCXO(最高デザイン責任者)である深津 貴之氏は次のように語っています。
noteにおける情報商材について雑感
禁止事項に当たる「情報商材」とは何をさすのか?
ざっくり言うと、「消費者庁にGO」や「警察にGO」クラスの記事販売はNGという意味です。そうでない場合はケースバイケース…というのが実情です。つまり「情報商材詐欺」はNGということですね。「1日30分であなたも絶対に月収100万円」みたいなやつです。
もともとは、当時横行していた「マルチまがいの情報商材」への対策で存在していた文言のようです。内容よりも「売り方」への対処ですね。
一方で、「ノウハウの販売」そのものは、なかなか判断が難しいグレーゾーンです。「1日30分であなたも絶対に月収100万円」は高確率でアウトな一方で、「生産性の上がるフォトショップテク」はどうなのか?「実際に上場した人の起業論」は実現不可能な商法に分類できるのか?…といったものですね。これはもう個別に判断するしかありません。
このバランスはとても難しいものです。noteの理念としては、「投稿物の多様性」も担保しなければいけませんが、同時に緩くしすぎると「健全性」が守れなくなりそうです。内容確認では、このバランスが常にせめぎあっています。
ですので内容確認の雰囲気としては、「NGのものは消去」しつつ「グレーのものは非推奨扱い」という二段階構成をとっています。
ご覧の通り、情報商材(ノウハウの販売)が100%NGなのではなく、明らかな詐欺要素を含むコンテンツはNGであり、グレーゾーンはその都度判断しているというわけです。ですので、現時点でnoteで販売されているものは、一応規約上はOKとされたコンテンツと言えます。
だからといって内容のクオリティが担保されているわけではありません。買ってみたらゴミ情報だった…ということも十分にありえます。
価格はお手頃
ただ、これまでインフォトップや一部のASPでしか販売されてこなかった投資系情報商材の裾野が広がるという意味においては、喜ばしいことかもしれません。価格も比較的お手頃な設定のコンテンツが多く、手に取りやすいと思います。
売り煽り一辺倒の高額情報商材に辟易した方は、noteを覗いてみるのも楽しいかもしれませんよ。
まずはnoteにアクセスしてみて、検索窓に「FX」とか「仮想通貨投資」などと打ち込んで見てください。…もしかすると、noteに素晴らしいお宝(コンテンツ)が眠っているかもしれませんよ。
noteの有料コンテンツを買う方法はとても簡単です。2019年1月時点では、クレジットカードと各携帯キャリアの決済(ドコモ、ソフトバンク、AU)に対応しています。携帯キャリア決済はnoteでの支払い代金を月々の携帯電話の利用料金とまとめて支払う方法です。
コンテンツを購入すると「購入済みノート」としてアカウントに保管され、いつでも閲覧できるようになります。
あなたの琴線に響くコンテンツが見つかるかもしれません。
