”デブトレFX”はシンプルだが決して侮れない
前回の記事では、デブトレFXのアウトラインをご紹介しました。ロジックそのものはシンプルであり、表示させるインディケータも非常にスッキリしていて拍子抜けしてしまう人もいるかもしれません。
しかし、得てして勝てる手法(優位性のある手法)というものはシンプルであったりします。以前、ビクトリーメソッドアドバンスを開発した佐野さんのメルマガをご紹介しましたが、その中にはこんな一文があります。
もしも複雑思考ゆえ結論を得るに対し弊害となっているのであればトレードや思考の断捨離をする必要があるのではなかろうか…。
最終的に究極のシンプル化こそ、トレーダーも求めるべきものなのではあるまいかのう…。
本物は案外とシンプルなものでのう…。
シンプルだからといって、決して侮れません。私はシンプルな手法を好みます。シンプルであるからこそ汎用性が高く、相場環境に応じたアレンジも効かせやすくなります。
トレードで必要なスキルは、相場の背景を読み解く能力です。巨大なクジラ(相場を動かす機関投資家など)の存在を常に意識しながら、そのクジラの腹にひっついて”おこぼれ”をいただくコバンザメの存在になること、それが私たち弱小個人投資家の生き残る道です。決してクジラの餌になるイワシ(大多数の負け投資家)になってはいけません。
クジラの”おこぼれ”をもらうためには、どうすればよいのか?そのヒントがデブトレFXのロジックに隠されています。
USDJPYとNYダウの相関性について考えてみる
デブトレFXをひと言で表現するならば、USDJPYとNYダウの相関性を利用した手法と言えます。トレード手法そのものは、単なる逆張りとブレイクアウトです。
- 80pipsレンジでの逆張り(USDJPY)
- 60pipsレンジブレイク(NYダウ)
ありきたりといえばありきたりです。ですので、この手法のキモ(心臓部)は、エントリーの可否を判断するフィルターにあると考えて良いと思います。つまり、USDJPYとNYダウの相関性です。デブトレFXは、USDJPYとNYダウの相関性が正しく機能することが大前提となります。
ではUSDJPYとNYダウが実際にどのような相関性にあるのでしょうか?この点を理解せずしてデブトレFXに取り組むことはオススメできません。
USDJPYはNYダウに連動して動く傾向にある(正の相関性)が…
相関性とは、よく投資でポートフォリオを組む際に聞かれるフレーズです。たとえばA株とB株がまったく別の動き(正反対の動き)をするならば、A株とB株は負の相関性を持つと表現します。逆にA株とB株が同じような動きをするならば、正の相関性を持つことになります。関連度合いを1から−1の間で表現し、1に近いほど連動性が高くなり、−1に近いほど逆の動きをする性質が高くなります。相関性が異なる銘柄を組み合わせることでポートフォリオ全体の価格変動リスクを低減させるような戦略を取ったりしますね。
デブトレFXでは、USDJPYとNYダウの相関性に着目しています。一般的にUSDJPYとNYダウは「正の相関性」を持つことで知られています。つまり連動して動きやすい傾向になるということです。NYダウが下げているのにUSDJPYが横ばいの場合は、しばらくしてUSDJPYもNYダウに連動して下げてくる傾向にあります。常に連動するわけではありませんが、その傾向性が高いわけです。
単純に考えれば、NYダウが下がればドルが売られるということですね。逆にNYダウが上がればドルが買われる傾向にあるといえます。これは実感として誰もが感じることだと思います。
実際にNYダウとUSDJPYのチャートを比べてみましょう。
上のチャートがNYダウであり、下のチャートがUSDJPYです。どちらも日足です。ご覧のとおり、非常によく似たチャートです。まさに正の相関性を証明するかのようなチャート図ですね。
それほど単純ではない
NYダウとUSDJPYの相関性が高い(正の相関性を持つ)ことは、なんとなく理解できると思いますが、それを鵜呑みにするのはちょっと危険です。
それほど世界は単純ではありません。NYダウは世界的な指標です。様々な指数に影響を及ぼします。原油価格や金の価格とも互いに連動しますし、当然日経平均株価にも大きな影響を与えます。世界各国の通貨にも多大な影響を与えますし、その逆もあります。国際情勢や戦争(紛争)、テロも影響を与えます。
複雑化した世界では、様々な要素が絡み合い互いに影響を及ぼしています。AとBが影響しあっているのではなく、A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K…無限にある様々な出来事や指数が互いに連動した結果として、AとBが相関性を持っているように見えるわけですね。
複雑性を理解したうえで、NYダウとUSDJPYの相関性を冷静に判断することも大切です。
デブトレFXをブラッシュアップするためのヒント
デブトレFXは、NYダウとUSDJPYの正の相関性を利用した手法です。もちろんこれだけでも優位性を感じられる手法ですが、さらにトレードの精度を高めたいならば、NYダウやUSDJPYと相関性を持つ指標をもう一つ加える(フィルターとして使用する)ことで、確度を高める工夫が可能です。
一例ですが、NY原油価格やNY金価格などです。
デブトレFXでエントリーチャンスが来た時に、同時にNY原油価格をチェックするなどして、ポジション数を変更することも可能です。NY原油価格の動向を見て、強気でいくのか、弱気でいくのか?選択することができるかもしれません。(一例です)
この作業は、相場の背景を読み解く能力を鍛えることにもつながります。些細なこと、目の前の現象にとらわれることなく、大局を読み取ることで、大きな波に乗ることができます。
まさに、潮流(相場)を優雅に泳ぐクジラ(機関投資家)のお腹に張り付くコバンザメ(個人投資家)になるということです。
デブトレFXは、シンプルであるがこそ、様々な可能性を秘めた手法であると感じています。
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