FX情報商材業者やアフィリエイターが金融商品取引法違反行為で捕まる日が近い!?

関東財務局が海外ブローカーに対する注意喚起をおこなっています

2014年6月19日に、関東財務局がWEB上で、「海外に所在する無登録業者とのFX取引等にご注意ください!」という注意喚起をおこないました。

海外に所在する無登録業者とのFX取引等にご注意ください!:財務省関東財務局

NHKニュースでも…

同じタイミングで、NHKニュースWEBでも記事がアップされています。

6月19日 16時23分

外貨の売買を行うFX取引を、海外の業者を通じて行い、トラブルになるケースが増えているとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。

国民生活センターによりますと、外貨のFX取引を海外の業者を通じて行い、トラブルになったという相談は、全国の消費生活センターに昨年度、132件寄せられ、前の年より30%余り増えて過去最多となっています。

引用:海外業者通じた外貨FX取引注意

どんなリスクがあるのか?

FX(バイナリオプション)情報商材との抱合せで、海外ブローカーに口座を開設するユーザーが増えているのだと思いますが、リスクの大きさを理解していない投資家が多いように感じます。

無登録の海外ブローカーで取引を行うと、どんなリスクが有るのでしょうか?一例としては…

ブローカーによる資金の持ち逃げ

もっとも大きな被害になるのが、海外ブローカーによる資金の持ち逃げです。最初から詐欺を働くつもりで、日本の投資家を狙い撃ちしています。過去にも何度も事件がありましたね。

最近の記憶にあたらしいのは、FX情報商材販売業者「玄人工房」が絡んだ海外ブローカー(もしくはその社員)による資金の持ち逃げです。玄人工房が「聖杯」と称して出資者を募集しかき集めた投資資金が、海外ブローカー(Optionsorbit社)によってその大半が失われた事件です。このケースでは玄人工房も被害者という立場のようですが、海外ブローカーを紹介し資金を集めた責任は軽くはないでしょう。

そもそも海外無登録業者の信用情報などあってないようなものです。虚偽であったとしても調べようがありません。海外口座に振り込ませ、持ち逃げされた場合、ほぼ100%の確率で戻ってきません。

運用失敗を口実に資金返金に応じない

素晴らしい運用実績を見せて資金を集め、いざスタートしてみると、「大きなドローダウンに見舞われました…」「巨額の損失が発生しました…」などと運用失敗を理由に、資金返金に応じないケースです。本当に運用に失敗したのか?それとも出来レースだったのか?我々が追求することは非常に困難です。

出金に応じない

これもよくあるパターンです。出金したくても業者がなかなか出金に応じてくれません。出金の手続きすら明記されていないケースもあります。自動売買やファンド(PAMM)の場合、運用中(ポジション保有中)は出金に応じないとして、その間に運用を継続し、最終的に骨の髄までお金をむしり取られます。

連絡が途絶える

入金させるまではメールの返信も早かったのに、一旦入金させると、徐々に返信が遅くなり、しまいには返信すらなくなります。海外に拠点があるため、押しかけるわけにもいきません。途方に暮れるしかありませんね。

レバレッジ規制潜脱行為

ご存じのように日本国内ではレバレッジ規制(最大25倍まで)があります。しかし海外の無登録業者は、やりたい放題です。今でも200倍や400倍、中には1000倍のレバレッジで取引できる業者が存在します。こうしたハイリスク商品を平気で提供しているのが海外の無登録ブローカーの連中です。

海外ブローカーを紹介するFX情報商材業者・アフィリエイターも金融商品取引法違反行為(無登録営業)に該当する可能性がある!

こうした海外ブローカーの大半が、FX情報商材業者や口座開設アフィリエイターによって紹介されている事実があります。海外の口座開設・入金を条件としているFX(バイナリーオプション)商材も多いですね。

実は、これらの行為は、金融商品取引法違反行為(無登録営業)に該当する可能性があることを、関東財務局が示唆していることをご存じでしょうか?ユーザーが海外ブローカーのトラブルに巻き込まれた場合、そのブローカーを紹介したFX情報商材業者・アフィリエイターを追求すれば、法に問われる可能性がある、ということです。こちらをご覧ください。

関東財務局による注意喚起

アフィリエイト広告についてのご注意!

「口座開設をさぽーとします」、「キャッシュバックリベートを提供します」いった内容のものを含め、アフィリエイト広告や雑誌等で海外無登録FX業者の広告をみかけることがありますが、こうした広告行為についても、店頭デリバディブ取引の媒介行為に該当し、金融商品取引法違反行為(無登録営業)に該当する可能性があります。

引用:http://kantou.mof.go.jp/content/000068765.pdf

当然ですね。詐欺の片棒を担ぐわけですから、責任を問われてしかるべきです。違法な行為と思われるものを見かけたら、どんどん通報しましょう。

  • 関東財務局理財部証券監督第1課(無登録業者担当)
  • TEL 048-613-3952

FX情報商材業者もアフィリエイターも、海外無登録ブローカーを紹介することは法律違反に該当する可能性があることを、知っておくべきです。近い将来、見せしめ的な告発がおこなわれるかもしれませんね。

あれもこれも無登録ブローカー

金融庁のWEBサイトには、無登録で金融商品取引業を行う者の名称(警告書の発出を行った無登録の海外所在業者)の一覧が公表されています。大半のブローカーが、会社名ではなくサービス名称でWEBサイトを展開しています。

  • わくわくバイナリー
  • バイオプ
  • バイナリープラス
  • トレードラッシュ
  • オプショントレーダー
  • ミリオネアオプション
  • VIPオプション
  • ギャラントFX
  • BOBOX
  • オプテック
  • 24option
  • EASY-GETTER
  • FXPRIMUS
  • AmigaFX

これらは、会社名ではなくサービス名称です。日本人むけに親しみのありそうな名称をつけて募集している業者もいますね。自分が利用しているサービスは、無登録業者なのかどうか?今一度確認してみてはいかがでしょうか?そして、リスクを十分に理解した上で、自身の取るべき行動を決めることです。

欲深さが墓穴を掘る

最終的には、各自が注意をするしかありません。欲深い人間ほど騙されやすいです。楽して儲けたい!もっと稼ぎたい!ウマイ儲け話はないだろうか?そんな欲深さに付け込まれているわけです。

世の中には、多くの落とし穴が待ち受けています。うまい話にはまず「疑ってみる」ということを心がけたいですね。そして、自分がリスクコントロールできるもの、もしくはリスクを把握でき、なおかつそのリスクの責任を取れるものだけに、投資をするべきです。

仮に無登録海外ブローカーを利用するのであれば、そのリスクを十二分に理解し、リスクが顕在化したときは自分で責任を取るべきです。その時だけ行政に泣きついても、それは虫が良すぎます。「だから警告したでしょ!」と言われて終わりです。

厳しい言い方ですが、高い勉強代だと思うべきですね。