PAMM(パム)って何だ?

PAMM(パム)って何だ?

PAMM(パム)って何だ?

あなたはPAMM(パム)を知っていますか?

PAMM(通称パム)という言葉を聞いたことはありますでしょうか?PAMM(Percent Allocation Management Module)は金融用語なのですが、FX情報商材業界でも一時期よく使われていました。

PAMMについて簡単に説明すると、ユーザーのFX口座等を第三者(トレーダー)に委託し、投資・運用をしてもらう手法のことです。マネージドアカウントとも呼びます。

通常、PAMMは複数の口座を一括して運用します。この複数口座を合算して運用するという点がPAMMの最大の特徴です。

コピートレードと何が違うのか?

運用を第三者に委託するという点で、PAMMは一見コピートレードのようにも見えますね。では、コピートレードと何が違うのでしょうか?

一般的なコピートレードは、自身のPC(もしくはVPS)に設置したMT4とプロトレーダーのMT4を繋げることで、プロトレーダーと同じ運用ができるというものです。この場合、口座運用者はユーザー自身です。サービス提供側が、ユーザーの口座を触ることはありません(物理上、手を触れられません)。全コピFXなどは、典型的なコピートレードですね。

一方PAMMは、指定の口座(ユーザーがPAMM口座を開設)に資金を入れると、その資金が他のユーザーの資金(口座)と合算されます。多くのユーザーが存在すれば、それだけ運用資金は巨額になります。その合算した巨額の資金を、サービス側が一括して運用します。運用益は、各ユーザーの証拠金(資金)の割合に応じて、比率配分されます(通常)。

PAMMサービス提供側は、取引手数料や成功報酬という形で利益を出します。

日本ではPAMMは禁止されている

実は、PAMMは日本国内で禁止されています。金融商品取引法違反になるため、通常、海外ブローカー(FXDDなど)を使ってサービスを提供しています。

当然ですが、元本や利益が保証された商品ではありません。利益が配当されるかどうかは、サービス提供側のトレーディング手腕にかかっています。最悪の場合、元本割れをおこし、預けた資金を大きく減らす可能性もあります。

PAMMの何が問題なのか?

このPAMMとIB(スプレッドバック)を組み合わせることで、ビジネスが可能になります。

PAMM口座で集めた巨額の資金を元に、IB手数料目当てで(EAを使うなどして)大量の売買を繰り返します。結果的に、サービス提供側は、多額の手数料を手にすることができるのです。

仮に運用益が出なくても、サービス提供側は損をしない仕組みとなっています。プラマイゼロもしくは微益微損程度でも、取引手数料を手に入れることができるという非常に利益率の高い商売なのですね。

ユーザー側は、資金が大幅に減らない限りは、資金を引き出すこともありません。

PAMM口座を開設される方々は、そもそもラクして儲けたいという方が多いのではないでしょうか。

またPAMMそのものも、ユーザー側が正確なトレード詳細を確認することが非常に困難な仕組みです。リアルタイムに運用履歴が公開されていない限り、運用側(サービス提供側)が、いい加減な運用を行っていてもなかなかそれを把握できません(正確に確認できるのは、PAMM口座の資金増減のみ)。

結果的に、サービス提供側による自由な運用が可能になります。

2013年2月7日加筆

ある読者様(PAMM口座開設経験者)からの情報です。

PAMMの最大の問題点は、自分の所有口座であるにも関わらず、ポジション保有中はお金を引き出すことができないという点だそうです。

次々とポジションを建てるようなトレードをされてしまうと、自分の口座からお金を引き出すことができないまま、場合によってはどんどん資金が目減りしてしまう事態に陥ります。次々と途切れなくポジションが建てられ決済されますので、ストップさせることができません。

サービス提供者側(運営者側)が意図的に行っているかどうかは不明です。もし、意図的に行っているのであれば、そうとう悪質と言わざるを得ません。みなさんも、注意して下さい。

PAMM商材において、ポジション保有中は口座解約(or資金の引き出し)ができない、と契約上謳っている業者には注意が必要です。

PAMM商品には、良質なものもあると思いますが、サービスを選ぶ場合には細心の注意が必要ということですね。

コピートレードと謳いつつ実はPAMMだった

FX情報商材業界においても、コピートレードと謳いつつ実際はPAMM口座での運用だった!という商材が過去にいくつか、販売されています。その大半がユーザーの資金を大幅に減らして終了しました。

破綻(もしくは破綻寸前)商材の大半が、FXDDのPAMM口座でした。特にEA(自動売買)とPAMM口座を組み合わせた商材が多く販売されていましたね。

大量のスキャルピングトレードを繰り返すEAとPAMM口座を組み合わせることで、EA販売者はその取引回数に応じてIB(キックバック)を受け取ることができます。

FX情報商材販売会社とブローカーが、結託すると不透明性が高まる

一般的なPAMM口座であれば、サービス提供側(商材屋)とブローカー(FXDDなど)は関係性がないほうが自然であり、透明性や健全性が保たれます。

しかしながら、FX業界で過去に販売されたPAMM商材は、FX情報商材販売会社とブローカーが結託しているものもありました。これでは金融商品(PAMM)の健全性が保てているとは言いがたいですね。

商材販売会社はEAを販売することで、手数料(IB)を継続的に手に入れ、ブローカーもスプレッドという手数料を手に入れられます。スプレッド設定は、ブローカー側によって自由(スリッページを意図的に発生させたり、スプレッドを拡大するなど)に設定できます。つまり、スプレッドに商材販売会社への手数料(IB)を上乗せすればOKです。

何も知らないのは、EAを購入してPAMM口座を作らされたユーザーです。

健全なPAMMもあると期待したい

なんだかPAMMのネガティブな面ばかり書いてしまいましたが、海外には恐らく健全なPAMMも存在すると思います。しっかりと取引履歴が開示され、透明性と公平性が確保されたPAMMがあるのでしょう。

ただ、日本においては、どうなのでしょうか?日本の投資家は未熟(勉強不足)なので、簡単にダマされます。悪質なPAMMもまだまだ存在していそうです。

FX情報商材業界においても一時期PAMM商材が流行ったように、また形を変えて私たちの前に現れるかもしれません。

月利5%以上を謳う商材は、注意が必要

今後、コピートレードを謳う商材が出てきたときは注意して下さい。本当にコピートレードなのか?それともPAMM口座運用なのか?

運用条件やルールをしっかり確認し、運用実績がリアルタイムに公開されるのか、本当に信頼できる業者なのか、解約条件はどうなっているのか(ポジション保有中は解約できないなど)、損失が発生したときの対応はどうなっているのか、これまでのリアル運用の実績はあるのか・・・

どちらにしても、他人に運用を委ねるという時点で、相当のリスクを抱えるという点を、自覚するべきでしょうね。

 

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