FXDDがNFA(全米先物協会)とガチで喧嘩

FXDDとNFAがガチで喧嘩しています

本日は、皆さんお馴染みのFXDDについての話題です。FXDDといえば、MT4が使えるブローカーとして日本の投資家の間でも利用者の多い証券会社ですね。

そんなFXDDがNFA(全米先物協会)に喧嘩を売った結果、逆にNFAの逆鱗に触れ、一時的に会社存亡の危機に面しました。

事の発端は、FXDDがマネーロンダリングの温床になっているとウワサされていることと、顧客に不利なスリッページを故意に発生させている行為(非対称スリッページ行為)が指摘されたことです。

その2点をNFA(全米先物協会)に見咎められ、FXDDに対し勧告を行ってきたのですが、FXDDはそれを突っぱねてきました。詳細情報はこちら。

NFAとは?

NFAとはNational Futures Assosiationの略で、先物やオプション市場業界の自主規制組織です。アメリカ合衆国政府から監督権を委任されていて、業界内では非常に強い権力を持っています。

日本で言うところの金融先物取引業協会(FFAJ)のような組織ですね。

FXDDがNFAに噛みついた結果・・・廃業の危機に

FXDDとしては、NFAの勧告が気に入らなかったらしく、NFAの行為を不服として裁判所に訴え出ました。FXDDとしては、「事実無根、無実だ!」と言いたいわけですね。

ところが、これにNFAは激怒。ただちにFXDDに対し追加訴訟を行い、さらに会員責任処分権を発動し、330万ドル(2億6400万円 1ドル=80円換算)を顧客に支払う(払い戻す)よう命令しました。

そのうえ、罰金として300~400万ドルを支払うか、廃業するか(看板を下ろす)の二択を迫りました。

合わせて630~730万ドルの出費、もしくは廃業です。NFAに盾突いた結果、FXDDは会社存亡の危機に陥りました。

それにしてもNFAは、恐ろしいほどの権力を持っていますね。

結局330万ドルを支払ったFXDD

NFAによる支払い期限は12月14日でしたが、FXDDは最終的に330万ドルをエスクロー口座(第三者寄託)に預託しました。これによって、NFAとFXDDの対立はひとまず収束したようです。

FXDDのコメントでは、330万ドルを支払ってもなおFXDDの純資本は規制基準を上回っているそうです。かなり潤沢な資産を持っているのですね。

不利なスリッページを故意に発生させる行為はあったのか?

FXDD側が330万ドルを支払ったことで収束したFXDDとNFAの対立ですが、NFAが指摘していたFXDDの行為が気になります。つまり、FXDDが顧客に不利なスリッページを故意に発生させていた(非対称スリッページ行為)という点です。

非対称スリッページ行為とは、顧客側の利益になるほうにスリッページが発生した場合は無効とし、顧客の損失になるほうにスリッページが発生した場合は有効とする行為です。事実であればひどい話です。

FXDDが330万ドルを支払ったことで、非対称スリッページ行為を大筋認めたことになるのかもしれません。

今回の制裁でFXDDも懲りたはずですから、今後は、そうした悪質行為も減ることが期待されますね。