バイナリーオプション規制を受けて各社の動き

HIGH-LOW取り扱い廃止のお知らせ

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12月13日に発表されたバイナリーオプション自主規制案を受けて、早速大きな動きがありました。海外ブローカーアヴァトレード・ジャパン株式会社(金融商品取引業者登録済み 関東財務局長(金商)第1662号)が、High&Lowの廃止を決定しました。

お客様各位

アヴァトレード・ジャパン株式会社

『HIGH-LOW』取り扱い廃止のお知らせ

平素より格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございます。

この度弊社では、店頭通貨バイナリーオプション取引等に対する規制強化を求める潮流にいち早く対応すべく、弊社『アヴァHIGH-LOW』の取り扱いを廃止させていただくこととなりましたのでご案内申し上げます。

弊社では多様な投資機会をお求めのお客様よりのご要望に対応すべく、店頭通貨バイナリーオプション取引である『アヴァHIGH-LOW』の取り扱いを開始し、取扱開始後はお客様からは大変なご好評をいただいてまいりました。しかしながら、一部報道により伝えられている通り、現在ではバイナリーオプション全般に対する規制の準備が進められ、具体的な段階に入っている状態となっております。

この流れを受け、弊社では投資家保護態勢の更なる向上を優先させるべく、

平成24年12月28日(金)を持ちまして『アヴァHIGH-LOW』の取り扱いを廃止とさせていただくことといたしました。お取引中のお客様におかれましては、多大なご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ございません。弊社では今後の規制制定の状況等を総合的に勘案し、新規制に則り新たな商品の提供を計画しておりますので、新サービス提供の折には改めて周知させていただく所存でございます。

現在『アヴァHIGH-LOW』口座を保有のお客様につきましては、弊社のFX及びCFD口座への資金移動を含め下記の通りのご対応をお願いいたします。

弊社WEBページ『アヴァHIGH-LOW』取引プラットフォームにつきましては、

平成24年12月28日(金)の午後13時をもちまして全ての口座がお取引できない状態となりますので、ご注意ください。同日は新規ポジションをお持ちにならないようお願い申し上げます。

引用:『アヴァHIGH-LOW』取り扱い廃止のお知らせ

アヴァトレード・ジャパン株式会社は、日本ではあまり知られていない会社ですが、世界的にかなり優良なブローカーの1つです。2006年にアイルランドで設立された会社で、日本へは2007年に進出しています。2010年8月には「World Finance」より5つのアワードを受賞しています。

  • ベスト・イスラミックFXプロバイダー
  • 最も透明性のあるプロバイダー
  • カナダでのベストFXブローカー
  • 中東でのベストFXブローカー
  • 英国領バージン諸島でのベストFXブローカー

もちろん、金融庁にも登録済みの会社です。(関東財務局長(金商)第1662号)

そんな優良ブローカーが、日本国内でのHigh&Low廃止を決定しました。12月21日に発表し、12月28日には完全廃止(口座閉鎖)です。かなり早い決断ですね。

アヴァトレード・ジャパン株式会社は、もともと自主規制の動きが始まった中で、バイナリーオプションサービスを開始した(新規参入)ため、それほど口座数もなかったはずです。だからこそ、早めの撤退が決断できたのでしょうね。

他の業者も追随するか?

この外資系優良ブローカーの早い動きは、少なからず他のブローカーに影響を及ぼすと思います。

実際の規制が制度化されるのは来年(2013年)の4月以降だと思うのですが、それよりも前に他のBOブローカー(国内組)が、追随するのではないでしょうか?

年明け早々にも、他のブローカーによるバイナリーオプションサービスの中止or廃止が発表されるような予感がします。

2013年3月末ギリギリまでHigh&Lowを提供し続ける、ということは、あまり考えにくいでしょう。2013年1月~2月あたりで、大きな動きがありそうですね。

GMOクリック証券の対応

ご存じのように、GMOクリック証券は、バイナリーオプション自主規制案の発表を受けてHigh&Lowのルールを変更しました。

  • 最低購入金額   100円 →   1,000円
  • 最大購入金額 50,000円 → 30,000円  ※2013年1月21日より実施

これが第一弾の対応ですが、第二弾、第三弾とルール変更するのか?それとも一気に廃止の公表をするのか?とても気になるところですね。

その他にもバイナリーオプションを積極的に展開してきた、各ブローカーの年明け後の動向に注目が集まりそうです。

  • FXプライム(選べるHIGH・LOW)
  • FXトレードファイナンシャル(HIGH・LOW)
  • IGマーケッツ証券(ラダー・ワンタッチ・レイズ他)
  • トレイダーズ証券(みんなのバイナリー)
  • サクソバンクFX証券(バイナリータッチ)
  • ヒロセ通商(LION BO)
  • ロンナル・フォレックス(HIGH・LOW)

新規参入も期待できる

逆に自主規制が決定すれば、新たなブローカーによる新規参入も期待できます。ルールが明確化(公平性・透明性が確保)されることで、これまで参入を様子見していた外為オンラインやDMM.COM証券、外為どっとコムなどの大手が、バイナリーオプションに参入してくるかもしれません。

そうすれば、本当の意味でのバイナリーオプションの夜明けがくるような気がします。あなたがバイナリーオプションを始めるのであれば、それからでも遅くはないと思いますよ。

公平性と透明性が確保され、さらに国際的なルールに基づいたバイナリーオプション商品が幅広く提供されることで、投資の可能性が広がることが期待できそうです。