TREND RIDE SCALPING NEO 【検証とレビュー】

TREND RIDE SCALPING NEOは意外と真面目な商材

ド派手な販売ページとは裏腹に、商材そのものは真面目です。

TREND RIDE SCALPING NEOは、メタトレーダー用のインディケータを使ったトレンドフォロー系のスキャル商材です。チャート上にシグナルが出るわけではなく、複数のインディケータの状態を目視で判断してトレードを行います。

ルールが比較的明確である半裁量・半シストレ的な手法になります。使用しているインディケータは複数の移動平均線とRSIですね。ロジックは非常にシンプルですので好感が持てます。ロジックはシンプルであればあるほど、相場の変動に強いというのが私の考えです。シンプルであるが故に、長期にわたってロジックが機能することが多いのです。

スキャルといっても逆張りではなく順張りですので、トレンド方向へエントリーしていきます。タイミング良くトレンドに乗ることができれば、利益を伸ばすことが可能です。逆にタイミング悪く小波のレンジにつかまると、損切りを連発します。

パーフェクトオーダーによるダマシ回避

トレンドフォローにありがちな「ダマシ」を、チャート上に表示した複数の移動平均線によるパーフェクトオーダーで回避しようというアイデアですね。このパーフェクトオーダーも昔から存在するテクニックですし、RSIを併用すること自体も目新しさは何もありません。その分どんな相場にも、比較的順応できる柔軟性があります。パーフェクトオーダーは、そうそう出現するものではありません。

過去チャートを見れば、結構な頻度で出現しているように見えるかもしれませんが、いざトレードしようとチャートを開いても、そのタイミングでパーフェクトオーダーが完成している確率は、50%位のイメージですね。

パーフェクトオーダーは、オーバートレードを防止することにもつながるので、比較的オーバートレードになりがちな初心者にとっては、格好のフィルターになると思います。

初心者にとって、裁量系手法の入門商材としはまずまずオススメできる仕上がりになっています。ロジックが王道なので、この商材でのトレードに慣れてくれば、自分なりの工夫やアイデアを加えることで、更にトレードの精度を上げていくことも可能です。

逆に中級者以上の方にとって、新しいアイデアをこの商材から得ることはあまり無さそうな印象です。

推奨は1分足だが・・・

1分足を推奨しているようですが、私の検証では1分足にかぎらず、5分、15分、30分でも十分使えると感じました。逆に1分足だと利幅は少なくなりますし、トレード回数も増えるため、かなり忙しいトレードになります。利幅が狭いため、気を抜いて損切りに遅れると、あっというまに利益をはき出してしまいます。

確定足で入るのかローソク足形成途中で入るのかで獲れる利幅も変わりますが、未確定足で入った場合は損切りになるケースも出てきますので、裁量判断が必須になりますね。ちなみに商材のルールでは、確定足の次足始値でのエントリーとなっています。

ただトレンドフォロー系ですので、利を伸ばせるケースも多いため、あまり勝率にこだわる必要もないと思います。むしろ、トレンドに乗った場合にいかに利益を伸ばせるか?という部分の裁量が、この商材を生かせるかどうかのキモになりそうです。商材ではチャートを5分足、15分足とより大きな時間足に替えることで、利益を大きくする方法が紹介されています。

通貨ペアの縛りはありませんが、やはりスキャルですのでスプレッドが小さく、かつトレンドが比較的発生しやすいEURUSD(ユーロドル)などが適しています。

ハマるときつい

レンジからトレンドへの移行時のダマシが連発すると、かなりしんどいです。かといって、パーフェクトオーダーがしっかりと形成されてから入るとタイミング的に遅すぎて、1分足の小波のトレンドではスプレッド負けしてしまうことも多々あります。ここが課題といえば課題ですね。

ダマシが続くと心理的にも辛いですが、小さく損切りを繰り返すことで耐えるしかありません。

評価できるところ
  1. 正当派ロジックを採用
  2. ロジック開示のため将来的にアレンジ可能
  3. 順張りスキャルにより、利幅を伸ばせる余地がある
  4. 順張りのため比較的、損小利大を実現しやすい
今ひとつなところ
  1. サインの判定に多少の慣れが必要
  2. 中級者以上にとっては、目新しさはない
  3. 当前だが、レンジにはめっぽう弱い

結論:初心者にはオススメできる

まだ自分の手法が確立できていない初心者の方であれば、オススメできます。チャート上のサイン判定に慣れるまでは、ある程度の訓練というか練習が必要です。奇抜な手法ではなく、どちらかといえば王道的な手法なので、将来的にアレンジを加えていくことも十分に可能です。

中級者以上が買うべき商材ではない、という印象です。

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